ブラジルの感染者、150万人超 中南米が世界上位占める
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いろいろありますがJETROさんの下記のYoutube動画でアオリじゃない客観的な状況がわかります。
感染スピードは落ち始め、ピークもそろそろ終わる。収束まではもうちょい時間かかる、ということらしいです。
https://youtu.be/LWGe-9Yvhukいつまでこの手の「トータルのブラジルでの感染者数」を前面に押し出した記事を再生産するのでしょうか?
感染者数トータルの方が数字的にインパクトあるし、ボルソナロ大統領の奇異な行動やファベーラなど貧困地帯の存在、先住民への感染など派生記事も書きやすい、視聴者の情にも訴えやすいので、“ブラジルキャンペーン”記事を取り上げたくなる気持ちは分かります。
でも客観的なデータみると記事にすべきは、「なぜ感染率が中東や南米より低い欧州の国々で死亡率がトップにずらっと並んでいるのか?」 ではないでしょうか?
以下のランキングみて違和感感じませんか??
日本から欧州の一部への渡航がOK間近だそうですが、本当に大丈夫なのか?と思っちゃいます。
(以下保健省の最新レポートより)
・100万人以上の人口を有する国家における感染率ランキング(100万人当たり)ではカタールが32,205人でトップその後、バーレーン、チリ、クウェート、ペルー、アルメニア、米国、シンガポール、オマーン、パナマ、スウェーデン、ベラルーシときてやっとブラジル(13位 6251人)ですね。欧州の国々がその後に続きます。スペイン、ベルギー、アイルランド、サウジアラビア、UAE、英国
・同死者数ランキング 首位ベルギー840人、そのあと、英国、スペイン、イタリア、スウェーデン、フランス、米国、オランダ、アイルランド、ときてブラジルは10位(272人)、その後ペルー、チリと南米が続きますが上位は殆ど欧州と米国。
なお、ブラジルの状況も客観データをもとに書いておきます。
・週ごとの新規感染者数はここ5週間は横ばい。死者数も同様。
ただし、いったん収まった南東部で新規感染者が増加に転じてきているのが懸念される。
・大豆などの穀倉地帯である中西部、工業、農業盛んな南部での新規感染者数と死者数がこの数週間で急増している。
・北部、北東部は、新規感染者数は増加傾向が続いているが死者数は激減してきているところが多い。これだけ、各国の政府の判断力、医療インフラの強さ、科学力等が試され、結果が毎日データでわかることはこれまでなかったのではないかと思う。気温や習慣を理由にしてはいけないと思う。日本が良くてブラジルがダメと言うつもりはない。ただ、しっかりと今回のコロナショックでの対応や国力としての過不足は、日本国内でもしっかりと検証して今後に活かしていってほしいです。まだまだ収束はしていませんのでまずは収束に向けて..