ダウ平均92ドル高、予想上回る雇用統計で買い
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ナスダックはまた最高値更新。アマゾン・MSの2大DX銘柄も揃って最高値を更新し、ESGバブルのど真ん中のテスラは1,200ドルを超えてきた。バイオヘルスケアと合わせて、世の中の成長期待に対する投資を一手に米国テック株が引き受けている #米株 #最高値
米国株式相場は、小幅上昇。ナスダック総合指数は、2日連続で史上最高値を更新。
6月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比480万人増、失業率は11.1%に低下し、市場予想を上回る改善となりました。特に、レジャーやレストランなどで就業者数が増加し、経済活動の再開を裏付けました。一方、ニューヨーク連銀が発表する週間経済指標は、6月27日終了週はマイナス7.44と、前週のマイナス7.91からやや改善したものの、依然としてマイナス圏にとどまるに過ぎませんでした。
米国では、フロリダ州の新規感染者が1日で10,000人を超え、6.4%増となるなど南部や西部を中心に新型コロナの感染者や入院者数が再び増加し、経済活動再開の動きを中断する州も出ていて、ニューヨーク市は、店内飲食の再開を遅らせる措置を講じました。
ロイターの集計によりますと、米国での新型コロナ感染者は1日、5万人近く増加し、1日当たりの感染者としては過去最多を記録しました。特に南部や南西部の州でのクラスターが目立っています。
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、感染拡大を食い止めなければ、1日当たりの感染者数は現在の約2倍の10万人に膨らむ恐れがあると警告しています。また、一部の専門家は、衛生状況の悪化やそれが景気回復に及ぼす悪影響がこれまで以上に懸念され、移動の自由や防護用品の使用率の低さが夏場の悪化に拍車をかける恐れがあると指摘しています。
ゴールドマン・サックス社のアナリストは、米国の人口の半分超に当たる州で当初の経済再開計画の停止や部分的な撤回を余儀なくされていると分析しています。ウイルスの流行はほぼ全ての州で拡大しており、現在、経済再開のために推奨される7つの基準を全て満たしているのはバーモント州とニューハンプシャー州のみのようです。
感染第2波の拡大は加速している中で、経済指標の改善が今後も続くかどうかに市場は不透明感を感じている模様でした。また、明日から3連休ということもあり、かなりの投資家は様子見姿勢になっている面もありました。市場の関心は現在、コロナ感染増加と経済指標改善の間で揺れ動いており、これにワクチン開発の希望が加わって、若干後者にウェイトがかかっている構図です。来週初の市場動向は、連休中に更に感染が拡大するが更に進行するかに大きく影響すると見られます。ダウ+0.36%、S&P+0.45%、NASDAQ+0.52%。
雇用統計→ほぼ寄り天で、その後はジワジワ下がっている。発表直後に債券・為替の反応がほとんどなく(最近そういうことは多いが…)、そっちに寄せた印象。現在ダウ先物は-100ドルほどで、雇用統計発表前とほぼ同水準にまで下がっている。
日経兵器も寄っているが920時点で+0.6%(+130円)ほど。