【秋田夏実】マーケティングの基本は小学生時代に学んだ
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6回目の今日は映画の話がでてきましたので、映画に絡んだこぼれ話をひとつ。
ピーター・ウィアー監督の『刑事ジョン・ブック 目撃者』も、中学生の頃に見て圧倒された作品でした。繊細な心理描写と、フェルメールの絵画を思わせる詩情あふれる美しい映像。感動のあまり主演のハリソン・フォードに気持ちを伝えたいと思い、当時買っていたスクリーンやロードショーという映画雑誌の後ろのページにあった、ファンレターのサンプルを見ながら、やっとのことで拙い英語でファンレターを書きました。そうしたところ数か月後に、なんとサイン入りのプロマイドが届きました。世界と繋がることができたと感じられた瞬間であり、忘れられない思い出のひとつです。
"どんな環境でも、新しい興味を見つけ、楽しくなれるものを自然と探します。人生は一度きりなのですから、いのちのある限り挑戦し続けなければもったいないではありませんか。"
― この部分が、今日の記事の中で私が一番お伝えしたかったことです。「いつでも、どこにいても、好奇心で自然と「何か」を探して、楽しむことは私の中に根付いていたようです。」は大切な考え方。
マーケッターだけでなく、すべての人に持って欲しい。アドビのマーケティング本部バイスプレジデント、秋田夏実氏の連載第6回です。
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世界に2万2千人以上の社員を抱えるアドビ(Adobe)で、アジア人女性初のバイスプレジデントを務める秋田夏実さん。
日本のマーケティングと広報を統括し、100人以上のチームメンバーを抱え、3人の子どもの母でもある彼女は、多忙さを微塵も見せないヒマワリのような笑顔とあふれるエネルギーで会う人を魅了する。
三菱銀行、シティバンク、マスターカード、HSBCなど日系、外資系の名だたる企業で活躍し、どこでも共に働く人たちのエンゲージメントを高めていくその手腕と理由はどこにあるのか。
マーケターとしての鋭い目と高いアンテナは、NewsPicksプロピッカーとしても注目を集めている。そんな秋田さんのモチベーションの原点やリーダー論を聞いた。(全7回)
■第1回 アジア人女性初、アドビVPのリーダー論
■第2回 社員のエンゲージメントを高める「3つの秘訣」
■第3回 メンターへの相談「上手な進め方」と「失礼なこと」
■第4回 「時間帯x見える化」で快適・効率的な生活
■第5回 世界のルールで仕事をするための「主張する力」
■第6回 マーケティングの基本は小学生時代に学んだ
■第7回 今日が最期の日でも後悔のないように生きよう