【秋田夏実】メンターへの相談「上手な進め方」と「失礼なこと」
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就活など悩んでいるとき、大抵自分が何に迷っているかも分からず混乱し、人に相談したくなってしまうことがあります。しかし、まずは自分の理解が必要で、「愚痴」ではなく「相談」ができる人間になることをこれまで以上に意識したいと思いました。
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今回もお付き合い頂きありがとうございます。「失礼なこと」というよりも「留意した方がいいこと」というのが、私の考えに近いかなと思います。
若い頃は特に、色々な局面において、どうしたら良いのかと思い悩むことが多いと思います。アラフィフの私ですら悩みはつきないのですから(笑)、若いうちは尚更でしょう。そんなときにはひとりで抱え込んで、一杯いっぱいにならずに、自分より経験豊富な人生の先輩に率直に相談するのが良いと思います。但し相手のことも考えて、ひとりよがりにならずに、建設的なやり方でアドバイスを求めるべきだ、というのが私の伝えたかったことです。
そしてメンターにアドバイスを求めるにせよ、自分の人生なのですから、あくまで最終的な意思決定者は自分です。様々なアドバイスは医療におけるセカンドオピニオンのようなものと考えて、自分の人生の舵取りは自分でやるのだと言う覚悟は必要です。相談にのっていただく際に留意した方が良い事、共感します。
私自身、新卒の就職先の選択や、ビジネスにおける判断において相談にのっていただいたからこそ決断できた事が多々あります。
私なりに留意している事は
・相手の貴重な時間をいただいているという意識は前提として、お会いするまでに準備を徹底する
・5W1Hの質問はしない(自分なりの意見、考察を持つ)
・すぐに実現できるかは別としてgive&takeの精神で、恩返しできる事を意識するアドビのマーケティング本部バイスプレジデント、秋田夏実氏の連載第3回です。
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世界に2万2千人以上の社員を抱えるアドビ(Adobe)で、アジア人女性初のバイスプレジデントを務める秋田夏実さん。
日本のマーケティングと広報を統括し、100人以上のチームメンバーを抱え、3人の子どもの母でもある彼女は、多忙さを微塵も見せないヒマワリのような笑顔とあふれるエネルギーで会う人を魅了する。
三菱銀行、シティバンク、マスターカード、HSBCなど日系、外資系の名だたる企業で活躍し、どこでも共に働く人たちのエンゲージメントを高めていくその手腕と理由はどこにあるのか。
マーケターとしての鋭い目と高いアンテナは、NewsPicksプロピッカーとしても注目を集めている。そんな秋田さんのモチベーションの原点やリーダー論を聞いた。(全7回)
■第1回 アジア人女性初、アドビVPのリーダー論
■第2回 社員のエンゲージメントを高める「3つの秘訣」
■第3回 メンターへの相談「上手な進め方」と「失礼なこと」
■第4回 「時間帯x見える化」で効率アップ
■第5回 世界のルールで仕事をするための「主張する力」
■第6回 マーケティングの基本を小学生時代に学んだ
■第7回 今日が最期の日でも後悔のないように生きよう