【全国でMaaS実証】アプリはおおむね高評価、カギは収益化
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全国で実証がされていたとは!MaaSの便利さや「もっとこれが欲しい」というインサイトの言語化は、実際に使ってみないとわからないものですよね
例えば静岡市の「AI相乗りタクシーの満足度が76%、継続利用意向78%、MaaSアプリに対する満足度71%、相乗りに対する抵抗感のなさ85%などおおむね評価された一方、運賃の満足度が37%と低い結果となった」という結果のように、
便利だけど価格に見合わなければ実装は難しい…など具体的な課題が見えるフェーズまできたことが印象的でした。ここのところ「MaaS」という言葉には大きく分けて2つの解釈が混じっていることが多い。ひとつは異なる交通手段の最適化で、例えば電車とバスとタクシーを最適に乗り継ぐサポートなどで、マルチモーダルとも言われたりする。もう一つは、交通と他産業の融合で、「交通と金融の融合」「交通とエネルギーの融合」だったり。前者は今のトレンド。後者はこれからのトレンド。
野村総合研究所のMaaSに関するリポートを読み解いた記事。全国のMaaS実証実験の様子がざっと見渡せる。
大分県大分市が、自動運をバスに導入した場合に人件費や行政負担がどう減るか、事業採算性改善効果を分析しているのが興味深い。