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【山本康正】これから勉強すべき「4つの知識」

NewsPicks編集部
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  • 京都大学大学院 特任准教授

    最終回は、大学院で教えている経験からも若手の方向けにこれからどの業界や職種に行っても役立つであろう「知識」についてです。あえて「知識」として「スキル」にしていないのは、正しく仕事につなげられるか、というリテラシー(使いこなす能力)が大事だからです。これがないとAIプロジェクトでも変な業者に頼んでしまったり、世界のトレンドと逆向したテクノロジーの採用やベンチャーとの提携をしてしまったりすることになりえます。各分野の基礎はわかっていて「いつでも時間さえあれば独習できる状態」を作っておくと部署が変わったときや急にチャンスがやってきたときでも仕事の成果につなげやすいと思います。そのスタート地点を普段から少しでも前にしておく。極端に言えば、技術アレルギーをまず克服するため子供向けの「Scratchではじめる機械学習」から始めてもいいわけです。

    「これが必須」と言われる知識は、なければ致命傷になり得ますが、あれば差別化になるとも限りません。私が挙げたテクノロジーの知識以外の4つは、20年後には変化しているでしょう。もしかしたら量子コンピューターが当たり前で量子力学の知識が必須になるかもしれません。

    20年後に「これが必須」なものは何かを予想し、当たれば大きな差別化になります。私が19歳の頃、つまり20年前は、英語は必須というのは共通認識にもかかわらず、英語を普段から真剣にやっていた大学生は周りに多くはいませんでした。当時50代の方は逃げ切れたかもしれませんが、20代、30代はまず不可能です。真剣にやらなかった人たちは外資系や海外に転職できず今キャリアで大変苦労している人がいます。同じことがデータサイエンス、プログラミング等でも起こるでしょう。しかも英語で勉強したほうが速かったりするので追いつきにくい。

    せめて何ができるか、何ができないかという「使いこなす能力」だけでも、この8月中や在宅勤務の間に身につけ始めてください。同世代のアジアのトップエリートたちは猛スピードで日本を通り越し、米国や英国で、英語での豊富な最先端のオンライン教材やエグゼクティブコースなどで学びながら働いています。「見えない」=「存在しない」ではなく、経済は世界でつながっているため、将来、直接でも間接でも必ず競争相手として出てきます。その脅威に気づき、少しでもこの連載が役に立ち、行動につながれば幸いです。


  • アメリカ西海岸 | ファイナンス | テック

    記事で挙げられている4つの知識「プログラミング」「データサイエンス」「ファイナンス・ビジネスモデルの理解」「英語」は、昨今の欧米のビジネススクールでカバー出来ると思います。(宣伝では無いですが)

    私が通っている学校が全米でも早かったですが、昨今のMBAはSTEM(理系)認定される学校が増えて来ており、アナリティクス・統計・プログラミングの授業の比率が高まっています。もちろん30前後になってプログラミングを始めてもエンジニアにはなれないので、「何が出来るのか」「エンジニアはどんな仕事をしているのか」「何に苦労するのか」などが理解出来るようになることが主目的です。

    プログラマーを初めとして、理系的な高い専門性が求められる職種が増えて来ていますが、多くの文系の人にとって、「複数の専門家集団を、幅広い知識・コミュニケーション力・問題解決力を駆使して束ねる」プロジェクトマネジメント的な戦い方はまだ十分に通用すると思います。


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    慶應ビジネススクール 教授

    全編を通してまさにまさに可能性を広げる生き方だと思いました。ちなみに、MBAが役にたつか?という質問をよく受けますが、「オプションを広げる」ことが重要と答えています。


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