【山本康正】先を読み、「10年後」を考えて動く
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第3回はボストンで進むべき道の探索の話と人の縁の話です。写真の約10年後が今なので、必要な素地はこのときに作っていたと思います。この特集は若手社会人向けですので私が今、20代前半だとすれば、おそらく皆さんの様にNewsPicksの記事を読んでいたと思います。同じ記事についても色んな見方があって、単に知識の有無や共感、派手さ目的、評論家目線ではなく、この人の分析はとても鋭いなと思う人にはおそらくフォローをすると思いますし、実際、共通の知り合いなどを通じて会う機会を探してみて、気づきの御礼も兼ねてきっと会いに行っていると思います。
情報を読むだけでは終わらずに行動につなげる、その実例の一つがライフネット生命との出会いでした。今ではオンライン保険に大手も参入していますが、当時はまだスマートフォンが普及しきってもいない状態で、参入も一定以上の資本や規制が厳しい業界の中で大きな挑戦だったと思います。いわゆる「大人ベンチャー」の先駆けでした。ベンチャーで重要なのは人と文化なので、メディア上でのPRだけでなく一社一社見ないとわからないことが多いです。
当時いらっしゃった方々は、会社の名前でなく、自分の名前で仕事をする人というエッジが立っている人ばかりで更に次の挑戦を続けている方も多くいらっしゃいますし、ふとした縁で再会します。一期一会という言葉はありますが、デジタルやSNSによってネット上ですれ違うだけでなく10年以上続く縁というのが確実に増えてきていると思います。今の常識は10年後には非常識になっているかもしれない。そう理解しました。テクノロジーの発展が更に早くなり、それに伴って社会の変化も早くなるのであれば、10年というのはもっと短縮される可能性ありますね。