この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
この連載の記事一覧

【鈴木啓太】「努力は運を支配する」という言葉の先にあるもの
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【鈴木啓太】空中分解、資金枯渇、倒産がチラつく苦境続きの起業
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【鈴木啓太】決断に「もしも」はない。選んだ道を正しくするだけ
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【鈴木啓太】「知恵と勇気」オシムの言葉で勝つ
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【鈴木啓太】過酷な世界で生き残り、組織で必要とされる人材とは
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【鈴木啓太】非エリートが夢との距離を縮める方法
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【鈴木啓太】元日本代表が「うんち、ちょうだい」と奔走する理由
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【みんチャレ CEO】行動を変えて、健康で幸せな人生をおくろう
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【みんチャレ CEO】5人1組のチームの習慣化成功率が最も高い
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【みんチャレ CEO】孫正義さんから学んだ経営哲学
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情報を読むだけでは終わらずに行動につなげる、その実例の一つがライフネット生命との出会いでした。今ではオンライン保険に大手も参入していますが、当時はまだスマートフォンが普及しきってもいない状態で、参入も一定以上の資本や規制が厳しい業界の中で大きな挑戦だったと思います。いわゆる「大人ベンチャー」の先駆けでした。ベンチャーで重要なのは人と文化なので、メディア上でのPRだけでなく一社一社見ないとわからないことが多いです。
当時いらっしゃった方々は、会社の名前でなく、自分の名前で仕事をする人というエッジが立っている人ばかりで更に次の挑戦を続けている方も多くいらっしゃいますし、ふとした縁で再会します。一期一会という言葉はありますが、デジタルやSNSによってネット上ですれ違うだけでなく10年以上続く縁というのが確実に増えてきていると思います。
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京大、東大、ハーバード、三菱東京UFJ銀行、ニューヨーク、グーグル、シリコンバレー、ベンチャーキャピタル……。DNX Venturesのインダストリー パートナー、山本康正氏の略歴には多様なキーワードが並ぶ。
しかし、その軌跡に目を凝らすと、単なるエリートとは違う「意志」が透けて見えるはずだ。その意志とは、「理系と文系」「民間と政府」「日本とシリコンバレー」など異なる分野の架け橋になりたい、というもの。異なる分野をつなぐには、広く、かつ深い知識を学ばねばならない。
キャリアを進めるたびに未知の世界へ飛び込んでいく山本氏の軌跡を追いつつ、働くうえで大事にしている「仕事の哲学」を聞いた。(全7回)
■第1回 最新テクノロジーの知識がなければもう成長できない
■第2回 何をするにも「お金」の勉強をしないと話にならない
■第3回 先を読み、「10年後」を考えて動く
■第4回 いい情報はオープンではない。自分から取りに行け
■第5回 人間は環境の動物。自分が伸びる場所に身を置こう
■第6回 シリコンバレーのVCは日本企業をどう見ているか
■第7回 これから勉強すべき「4つの知識」
そして、年上の人は、こういう恩返しを喜んでくれるものですよね。