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私は作家でも評論家でもタレントでもないので、メディアでの目的がはっきりしています。この新型コロナで海外に目を向ける人の数が少なくならないかと危惧しています。仕事ならば日本の大企業が国内だけでなく、海外の最先端のテクノロジーを経営ビジョンとして取り込み続けなければ、後で黒船のようにひっくり返されますし、海外大学院への留学生も減少傾向です。
今は日本はGDP世界3位ですが、2028年にはインドに抜かれ、ドイツにも抜かれ、日本は5位以下に落ち始めるという予測も出ています。ちょうどテクノロジー企業上位4社(Google, Apple, Amazon, Microsoft)で日本の上場時価総額全体を越えたという報道もありました。一般受けはしないかもしれませんが、この危機意識が伝われば幸いです。ピッカーの皆様、宜しくお願い致します。
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京大、東大、ハーバード、三菱東京UFJ銀行、ニューヨーク、グーグル、シリコンバレー、ベンチャーキャピタル……。DNX Venturesのインダストリー パートナー、山本康正氏の略歴には多様なキーワードが並ぶ。
しかし、その軌跡に目を凝らすと、単なるエリートとは違う「意志」が透けて見えるはずだ。その意志とは、「理系と文系」「民間と政府」「日本とシリコンバレー」など異なる分野の架け橋になりたい、というもの。異なる分野をつなぐには、広く、かつ深い知識を学ばねばならない。
キャリアを進めるたびに未知の世界へ飛び込んでいく山本氏の軌跡を追いつつ、働くうえで大事にしている「仕事の哲学」を聞いた。(全7回)
■第1回 最新テクノロジーの知識がなければもう成長できない
■第2回 何をするにも「お金」の勉強をしないと話にならない
■第3回 先を読み、「10年後」を考えて動く
■第4回 いい情報はオープンではない。自分から取りに行け
■第5回 人間は環境の動物。自分が伸びる場所に身を置こう
■第6回 シリコンバレーのVCは日本企業をどう見ているか
■第7回 これから勉強すべき「4つの知識」
新しいもの(と思えるもの)を生み出すために必要な初めの一歩だと思う。
まさかそれとこれが繋がるなんて、の様なサービスや商品が世の中に多いこと多いこと。