ソフトバンクも出資し破産したOneWebが競売手続き開始、中国企業が触手
36Kr Japan
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OneWebの米国での破産申請(Chapter 11 filing)は衝撃だった。
2019年に6機、2020年に入ってから68機の衛星を打上げた直後の破産申請である。
資産売却について、OneWebの資産で最も価値が高いと言われているのが周波数のファイリングである。衛星を打上げ、運用する際にはITU(International Telecommunication Union)に対して国を通じて周波数の利用申請を行い、関係国と調整を行う必要がある。調整完了後、その周波数のファイリング(登録のようなもの)が行われ、かつ実際にそのファイリングに沿った衛星を打上げて始めて有効となる(ペーパー申請を避けるため)。OneWebは、有効な周波数のファイリングを所有している。
周波数のファイリングは衛星とセットで売却されなくてはならない。個別の売却は許されないはずである。周波数ファイリング、軌道上の68機の衛星、その運用に必要な地上システム。評価額は数百億円をくだらない。誰がOneWebの資産を買い取るのか、その後どう活用するのか、興味がつきない。記事の訂正、SpaceXはテスラ傘下じゃありませーん笑
ってかテスラが潰れそうな時にSpaceXが資金を融通したりもしました。現在両者の資本関係は、イーロンマスク以外にあるのかな?OneWebの競売に中国企業である吉利汽車(Geely)も参入ということだが、おそらくCFIUSで弾かれるんじゃないかという気はする。Ka/Kuバンドのライセンスは投資家を集めるなんだなぁ、と改めて感じさせるし、それを活かせなかったOneWebやソフトバンクは…という気にもなる。