習慣の魔力。どうすれば、人は繰り返し買うようになるのか
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注目のコメント
"マーケターにとっては、顧客が自社の商品やサービスを消費する「きっかけ」とそれを使った後の「報酬」を明確にすることが、最初の一歩となりそうです。" (本文より引用)
「報酬」という視点から習慣を考えたのは初めてだったので、とても大きな学びになりました。
確かに自分も、好みの香りの柔軟剤で洗濯をして、その香りを人に褒められたとき「報酬」を受け取っているなと感じました。きっかけ(Cue)
それによって生じるルーティン(Routine)
ルーティン行動によってもたらされる報酬(Reward)
という「習慣」(ハビットループ)。
前職のRIZAPがよい例ですが、報酬の設計次第でこのループがうまく回るようになり、提供サービスが全く違う価値を持つようにもなります。
RIZAPの場合は単に「ダイエットした自分」が報酬ではなく、それぞれのゲストの目的に合わせた上位概念を提示(実際には共働)し、いつのまにかそこに至るトレーナーとの二人三脚の過程こそが報酬に変わります。
ハンター×ハンターのジンが遺跡発掘する話を覚えている方はピンとくるかもしれませんが、「大切なものは欲しいものより先にきた」というやつですね。
この「報酬」の定義についてはジョブ理論とあわせて考えるとより理解しやすい気がしますね