「出題範囲の配慮はしない」 国立大学協会が方針の素案
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それよりも、気になっていることがあります。熱がある受験生は追い返すのか?自覚症状がなく感染している受験生が紛れたとき、十分にトレース可能な環境や十分お互いに距離をおいた環境で受験ができるのか?
そういえば、自分自身が大学を受験したときには多分知恵熱だったのでしょうけど、ずっと38度の熱をだしてフラフラでした。宿泊したホテルは自習用に会議室を無料開放してくれていたのですが、一生懸命最後の追い込みをかける他の受験生を尻目に、近隣の病院で点滴受けていたのを思い出します。もし今年受験生だったら、会場に入れてもらえない可能性があるわけだな。配慮しない、というより、出来ない、が正しいのではないでしょうか。
今回のコロナウイルス対策で非常に遅れていたのが、教育関連だと思います。
オンライン授業への格差、再開時までの学習対応など、後手後手だったのを感じました。
「試験範囲への学習進度は、高校によって違うはず。よって、一律的な範囲限定は、むしろ悪影響だし、対応不能」といった議論からの今回の結論だと思います。
私見ですが、恐らく、難度は下げてくるのでは、と思います。
ただ、大学も経営です。
今回は、国公立大学の指針発表でしたが、私立も国立も一定数の学生を入学させなければ、経営出来ません。
「コロナウイルス影響大です。学習進度はバラバラです。でも、試験範囲は今まで通りだな。浪人生有利になりますね。学生数は確保出来るのか?じゃあ、難度を下げて、一定数は確保しないと、、、」
といった会話が、学長や事務局レベルでのミーティングでされているように思いますが、どうでしょうか。
学生が授業料が払えず退学を検討するというニュースも多くありますし、クラウドファンディングで資金援助する動きもあります。
試験範囲は変えないが、合格難度はやや下げて、学校運営も支える。
事実上、使い道不明の入学金は、上記のような退学者が増えた場合の、大きな収益基盤とも思います。