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当然ながら聡太くんは6億手も読んでるわけはなく(読んでてもせいぜい1000手のオーダー)、それでいて同じ手が指せているわけで、ここからわかるのは、人間の能力は「読む」ことではなく「読まない」ことにあるということ。つまり一瞬で99.999%の枝刈りができる。
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なんだか「六億手」という言葉が独り歩きしそうなのでコメントしておきますが、当然そのソフトがどのような戦略を取っているかで読み筋は変わりますのでご注意を。記事はあくまでも「水匠の最新バージョン(水匠2)」を使った場合。

ずっとまえ、AIがプロ棋士に勝利し始めた頃、下記の記事にコメントしたことと同じことを言葉を変えて書きます。AIがどんなに強くなろうと、我々は人間同士の、人間臭い、人間ドラマが見たいんです。

と同時に、プロピッカーを少なくとも2年半くらいしている自分に驚き。

台頭する将棋AIと羽生善治永世七冠を見て思うこと
https://newspicks.com/news/2727090
1989年、羽生さんが「第38回 NHK杯準々決勝 / 対 加藤一二三戦」にて放った伝説の「▲5二銀」はあまりにも有名ですが、、
それを彷彿とさせる天才の手でしたよね。

本局に関するYoutubeの解説動画がおもしろかったので、各手の説明タイミングの開始位置でURL貼っておきます。ご参考に。

【妙手1】42手目:△5四金
https://youtu.be/286jZ1XQOVE?t=323

【妙手2】58手目:△3一銀
https://youtu.be/286jZ1XQOVE?t=456

【緩手(の模様)】61手目:▲3四歩
https://youtu.be/286jZ1XQOVE?t=542
テレビで藤井さんのすごさを解説していましたが、その番組で出ていたプロいわく
①普通、攻めは銀、守りは金がセオリーのところ金が上がって攻めた
②角で金を取られそうな場面でそのまま銀で受けるという「素人っぽい」手を打って混乱させた
③歩が「と金」になって攻めてきたものをセオリーと反して取らずに引いて混乱させた
とのことでした。素人的にはこの記事にもある①の金の手は分かるものの、②、③は鋭い手というよりも、プロが思い付かない意表を突いた手とのことで、それでメンタル・ペースがが崩れて負けたのが本当ならやはり精神も大事なところに、AIの対局ではない面白さがあるんでしょうね。将棋漫画の月下の棋士を思い出しました
これは、人間が機械学習して、全ての組合せを読まなくとも、最適解を求めることができるようなる「直観」(注:直感とは全く違います)ですね。

同様のことを羽生さんも言われています。経験と知識から、一瞬にして導き出させるもので、全ての手を読むわけではありません。

今のAIとの違いは、人間の場合、過去の経験値から、可能性が低いものは早期に検討から外すことができるので、より早く解を導き出させるということだと思います。

脳内のニューロンが、将棋の勝負に最適化されているのでしょうね。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
「6億手」はバズりますね。
最強将棋ソフトを引き立て役にしてしまうとは!
藤原佐為
良く分からないけど、凄いというのは分かった。