誤差1cmで全身をAI採寸できるBodygramアプリが登場
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2018年に類似のサービス3DLookを利用したときの感想は「うーん…」といったものでした。Bodygramはどうでしょうかね。私がこれらのテクノロジーに恩恵を受けると感じられないのは、おそらく衣類を購入するユーザーにとって
・採寸がピッタリなこと
・服の素材が肌に合っていること
・デザインが似合っていること
そのどれもが大切だからであって、「フィットはするけどなんかチクチクして着づらい」「着れるんだけど、色やカットが似合ってない。。」という理由で断念することが多いからだと思います。
今のところオンラインの服の購入を1番解決してくれたのは、RentTheRunwayなどが上手く取り組んでいる【ユーザーコミュニティのレビュー】です。自分の同じ体型のユーザーが、服を着ている姿をコメントと共にアップしていて、これを参考に選ぶのがなんだかんだで1番フィット打率が高いかなと感じています。ユーザーペインの解決は、テクノロジーだけでなく、サービス側面からも十分にできるという気づきでした。スゴイです。
ZOZOの採寸スーツが出た時も時代が変わったと思ったのに、あの採寸スーツなくても、しかも精度も記事をみる限りでは高い。
なんというスピード感なのだ。
面白い!と思う反面、開発すべき技術の選び方を間違えると、あっというまに役立たずになるのか。元エンジニアとしては、リタイアしていてよかったとも思う。【追記】Bodygramさんからメッセをいただき、僕の認識に誤りがあったので訂正します。
- Bodygram社は米Original社から資本も含めて独立している。
- ワールド社はOriginal社を連結子会社化しているものの、Original社とBodygram社は親会社・子会社の関係にはなく、Bodygram社はあくまでも資本的に独立している。
とのことでした。ワールド社のM&Aのニュースを完全に読み違えていました。すみません…。
Bodygramさんとは個人的にも面識あって、イベントでもご一緒させていただいたりしていたのでなおさら申し訳ない。
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記事では触れられていませんが、Bodygramの親会社であるオリジナル社は昨年ワールドさんに60%の株式を譲渡し、連結子会社化しています。
同業種への展開が少し難しくなることも予想されるものの、一方でワールド社を通してドッグフィーディング(自社で活用してサービスをブラッシュアップしていくこと)がしやすい状況にあり、データが大量に集まってユーザーにとって不可欠なアプリになればブランド側は競合がどうとかいうことも言っていられなくなります。
そういった裏側の構図含めて今後の展開が楽しみなサービスです。