【一休 社長】社長業3割、データサイエンティスト7割
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CLTVを獲得するためには顧客データ分析は基本であり企業としては必須条件です。
これを地域として実践しているのが気仙沼DMOです。下記のコラムに取り組みがまとめられています。
https://www.yamatogokoro.jp/column/corona_casestudy/39190/
https://www.yamatogokoro.jp/column/corona_casestudy/39196/
困った時は神頼みではなく、顧客が頼りです。一休の社長兼CEO・榊淳さんの連載を本日からスタートします。
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高級ホテル・旅館やレストランの予約サービスを展開する一休は1998年に設立され、この分野の草分けとして成長。競合激化などにより一時低迷するも、ロイヤルカスタマーに特化し、ユーザーファーストを徹底することで、2012年から再び右肩上がりで業績を伸ばす。
それに一役買ったのは、2012年にコンサルティング会社から派遣され同社の経営に携わり、現在社長を務める榊淳氏だ。メガバンク時代は金融工学を駆使し、デリバティブ取引などのプライシングを担い、その後、スタンフォード大学大学院でコンピューターサイエンスを学ぶ。ボストン コンサルティング グループを経て、経営コンサルタントとして出合ったのが、一休だ。
社長業は週1日。週4日はデータサイエンティストとして、データ分析やコーディングなど社員業に従事するという変わり種。いかに同社を再成長へと導いたのか。バックグラウンドを振り返りつつ、その独自の経営スタイルを紹介する。(全7回)
■第1回 「Go To トラベルキャンペーン」で起きた「反動」
■第2回 メガバンクで興奮した最先端の金融理論
■第3回 ニューヨーク転勤後、退職してスタンフォードへ
■第4回 ボストン コンサルティングで鍛えた思考力
■第5回 低迷していた一休を再成長させた「猫パンチ」
■第6回 ユーザーへの提供価値を最大化するベストな方法
■第7回 問題解決に役立つ「データ分析」の方法だいぶん前に柳井さんが薦めた『プロフェッショナルマネジャー』のハロルド・ジェニーンを思い出します。コングロマリットのCEOだった彼の経営哲学は「現場よりも数字の動き」「数字がすべてを語る」。死に絶えたはずのコングロマリットが近年PEファンドという形で復活するのを見るにつけても、古くて新しいCEOの在り方を考えさせてくれるのではと、期待が膨らむ始まり方ですね。