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【図解5分】週末に学ぶ「宇宙開発」70年史

NewsPicks編集部
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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    ひとつだけ補足。アポロは輝かしい成功で1970-2010の、この記事でいう「宇宙2.0」は失敗だったのか?

    必ずしもそうではない。

    もともとフォン・ブラウンは、まず地球低軌道に宇宙ステーションをつくり、それを足がかりに月へ行くという構想を描いていた。つまり地球の周りから順番にインフラを作っていくやり方。この方が本来的な順番だろう。

    ところがソ連との宇宙開発競争になんとしても勝たなきゃ行けなかったから、すべてをすっ飛ばして月に行った。目的は、ソ連の旗より先に星条旗を立てること。それがアポロ。結果、キャンプ旅行みたいなミッションになった。行って、帰るだけ。後になにも残さない。インフラも築かないし、産業も生まれない。

    だからアポロ後は、低軌道からのやり直しになった。それがその後の50年。これだけ時間がかかったのは、ソ連との競争がなくなったというのが大きいし、NASAの老化、お役所化もあった。でもそれだけじゃない。行くだけじゃなく、インフラを築き、産業を育てるには、長い時間がかかるのです。それがアポロ後の50年。その50年の積み重ねの上に、今の民間宇宙の隆盛があります。イーロンマスクが一人ですべてをやったんじゃない。だってISSもCOTSもなければSpaceXはなかったのですから。そして民間宇宙産業は2010年代になって突然出ていたのでも全くありません。SpaceXが派手すぎるのでそう見えるだけです。50年をかけて裾野から積み上がってきたのがいまのアメリカの宇宙産業です。

    熱狂という言葉をこのスライドは多用する。たしかに熱狂はとても大事。でもそれだけじゃだめ。なぜなら、どんな熱狂もいずれは覚めるものだから。宇宙開発は長い時間がかかるのです。一時の熱狂ではなく、木を育てて花を咲かせるように、長い時間をかけてインフラを築き、産業を育成することが、なによりも大事なのです。

    【追記2】それとこの記事は無人探査を完全スルーしてますね。無人の「宇宙2.0」は、ボイジャー、バイキング、マゼラン、ガリレオ、カッシーニ、火星ローバー、そしてはやぶさと、まさに黄金時代でした。まだまだ黄金時代は続きます。


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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    「宇宙1.0」からの開始はリーズナブルだが、もう一歩踏み込んで「宇宙0.0」としてロシアの物理学者でありロケット工学研究者のコンスタンチン・ツィオルコフスキーを紹介して欲しかった。今から120年以上も前にツィオルコフスキーが導出した有名な「ロケット方程式」がなかったら、そもそも人類はロケットで宇宙に行けていない。つまり今日の宇宙開発や宇宙ビジネスは夢のまた夢。。。は言い過ぎだが数十年は遅れていた可能性がある。


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    東京大学 公共政策大学院教授

    私も「監修」ということで参加させてもらった記事です。米ソ宇宙競争から始まった宇宙開発が新たな局面に入ったという歴史的な転換点だということを手軽に学べます。


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