【3分グラフ解説】これから「リベンジ消費」は起きるのか
コメント
選択しているユーザー
コロナ禍で特需のあった企業の今後の下落はご本人たちも承知の上でしょうが、コロナ禍で売上が大幅に落ちた業種は、今後売上が元の水準に戻るとは思えません。
コロナ禍中に他に需要が流れるパターンは往々にしてあるし、マイナスイメージがついてしまった業種もありますから。(映画館→Netflix、ジム等)
なお、よりマクロの視点で見ると、貯蓄市場vs消費市場の戦いがあり、その観点での分析があると面白いかもしれません。
貯蓄市場だと金への投資が伸びてますね。
<貯蓄市場に属する企業>
「将来、何が起こるかわかりません!皆さん、貯蓄や投資を今のうちからしておきましょう!」
<消費市場に属する企業>
「コロナ禍でわかったと思いますが、私たちは娯楽なしには生きられません。美味しい料理、生で見るライブのあの興奮は何にも替えがたいものがあります!」
注目のコメント
今回弊社のオルタナティブデータで確認できた通り、アパレルや百貨店など一部小売業を中心にペントアップ需要、リベンジ消費が発生しています。その意味では「V字回復」と言えるでしょう。
今後はこの持続性がポイントになります。
ともすると、感染拡大によって「自粛」的な行動が増え、再度消費が減速し、V字がW字になる、しかも右肩下がりという可能性も多分にあります。
このリスクに対して、データでリアルタイムに事実を伝えることが今我々にできることだと信じています。貴金属の価格は上昇しており、「消費」のみならず「投資」の対象としても関心が高まっているのだと思います。ジム・ロジャースも今年のはじめに、「政治的不確実性や景気後退懸念が高まる時に金は上がる」と発言しており、「有事の金」という側面があるのではないでしょうか。
既存の統計や決算情報ではない「オルタナティブデータ(オルタナデータ)」という新しい経済データがあります。今回の記事では、オルタナデータの一つである「JCB消費NOW」にフォーカス。
これを開発するナウキャストの辻中CEOに「消費のリアルタイム」について、6つのグラフを入れて解説してもらいました。