パーパスを実践に移すための3つのステップ 「ベネフィット・コーポレーション」という新たな制度

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注目のコメント

• ナカムラ タカシ

  株式会社ソトコト・プラネット 事業ディレクター

  ・2020年06月24日

  "近年の新しいムーブメントは、パーパス重視を言葉だけで終わらせず、「ベネフィット・コーポレーション」と呼ばれる新しい企業のあり方を生み出した。この法的な仕組みは、企業が好ましいパーパスを持ち、有害な行動を取らないことを約束し、持続可能な富の創造を目指し、すべての利害関係者を平等に尊重するような行動を取ることに、法的裏づけを与えるものだ。
  
  デラウェア州の法制度は、企業がこのモデルを採用することを認めている。同州の法律がベネフィット・コーポレーションに求めるのは、パーパスの声明をつくり、社会と環境とすべての利害関係者を適切に尊重して行動することである。
  《中略》
  それでも、レブロン判決の基準を修正し、利害関係者を尊重する義務を企業に課し、株主が会社に義務を果たさせるために訴訟を提起できるようにしたことの意味は大きい。その点で、ベネフィット・コーポレーションのモデルは、パーパスに真の意味を与えるものと言える。"