JOLED、サムスンを提訴 有機ELの特許巡り

コメント

注目のコメント

• T. Riki

  製造業 Marketing Manager

  ・2020年06月24日

  わお、これは、、、意外な展開。
  
  ・JOLEDは印刷有機ELパネルを開発、製造、供給する日本のパネルメーカー。
  ・ソニーとパナソニックで印刷や蒸着方式で有機ELパネルを製造しようとしてきた人たちが集まっている。JDIの傘下にいたこともあったが、、、
  ・そもそも論でJOLEDは自社で工場を大規模に投資することはできそうにもないので、特許のライセンスで稼ぐというBiz モデルを構築するとすれば、これまで泣き寝入りになっていた、ないしは「なあなあ」で済まされていた特許侵害をかたっぱしから訴訟に持ち込んで特許使用料をせしめる、というのはありうる展開ではあったか。これまでが、日本のパネル産業はおとなしすぎたのかもしれない。（それは、三星電子やLG電子を顧客として捉えてきた面が少なからずあったものと思われる。）
  ・しかし、JOLEDからすれば、既存Bizで世界首位の三星や世界2位のLGとコラボする目がなくなり、TCLと一緒にやっていくという展開になったからには、このあたりの特許紛争がまさにJOLEDにとっての地上戦になるということか。
  ・やたら取得特許数が多いのはソニーやパナソニックで長年研究開発が続いてきたからだろうな。。。
  ＞同社は全世界で約4000件の有機EL関連特許を登録・出願している。