秘密の核開発、武器禁輸…イランと欧米の対立が再燃

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• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年06月23日

  イランの低濃縮ウランの貯蔵量の急増、イラン通貨の切り下げ、イラン国民の不満の蓄積、米国のイラン合意からの撤退表明後、膠着状態は続き、イランと欧米諸国の対立が再燃している。朝鮮半島問題の緊迫度よりもイラン問題のほうが深刻だ。北朝鮮からの韓国向け行けビラ12００万枚がどこに落ちるかに注目が集まっている朝鮮半島は今後の展開が予測しやすい。イランのほうが予測できない流動的な要素が多い。