ビジネススクールが「コロナ後」に向けた経済再建で果たす役割
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こうした、研究を実務に生かすという医学部的な道も今後増えていくでしょう。特に、マーケティングや生産などデータなどを扱う分野ではすでに始まっていますが、R&Dと同じで時間はかかると考えたほうがよくむしろコロナが「きっかけ」になると考えたほうが現実的でしょう。
個人的には例えば在校生・卒業生のネットワークで私企業にはできないマッチングや相互支援の場の提供をすることで社会に貢献できないかと考えています。こうした状況に耐えられる起業家を育てるプログラム、特に資金繰りに関してもっと充実させることも課題と思っています。うーん、ごめんなさい。私はビジネススクールで教えられる内容が実務に役立つかは、受講者の知恵次第だと思っているので、そこまでビジネススクールが貢献できるものなのか懐疑的です。。。
ビジネススクールはあくまでも知識を与えてくれる場所ですよね。で、その知識があったらみんながみんなビジネスが上手くいくのかと言えば、上手くいかないですよね。
結局、知識を使いこなすだけの知恵が重要、という当たり前の帰結になる。
で、私がもっとも嫌いなのは、知恵が無いのに知識だけビジネススクールで身につけてきて、それをひけらかすヒト。
実務にとって、そんなヒトは害悪です。
そういうヒトって、自分で判断・決断できないくせに他者の判断・決断に文句言うから。んー、記事の主旨はわかるし、組織体としてのビジネススクールがたとえば施設を開放したり、データ分析を請け負ったり、っていうのもわからんではない。
でも、ビジネススクールの真骨頂は何か、っていわれたらそれは知の提供。
未曾有の事態だからこそ、現象を抽象化してとらえ、その構造を明らかにし、関連する知見を結びつけることができる理論の力が最大限に発揮される。そして、そうした理論を実践につなげていく力を身につけられるのがビジネススクールですよ。