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オフィス用品通販大手。商品開発や国内9か所の物流センターなど物流システムに強み。Zホールディングスと業務資本提携し「LOHACO」を立ち上げた。自社ドライバーや自動化など物流機能の強化、オリジナル商品の拡大、BtoC事業の黒字化を目指す。
時価総額
2,146 億円
業績
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インターネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、旅行予約サイト、ポータルサイト、電子書籍や各種デジタルコンテンツサイトなどを運営。FinTech事業では、楽天カードを中心に銀行、証券、電子マネーなどの金融関連サービスを手がける。楽天エコシステム(経済圏)のオープン化を推進。
業種
総合Eコマース
時価総額
1.83 兆円
業績
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工場用の工具・用品・機器・消耗品全般などの卸売業。PB商品に強みがあり、付加価値の高い商品を多数展開する他、独自の自社配送システムによるスムーズな商品配送を行っている。
業種
機械部品卸
時価総額
1,689 億円
業績
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次は1990年代のIT技術の進展によって、在庫管理が進み、WMS(倉庫管理システム)が開発され、在庫管理という概念が根付くとともに、「倉庫」が「物流センター」と呼ばれるようになり、この時期にアスクルが台頭しました。
2010年代は、「すぐに届くことが当たり前」となり、ビッグデータとロボット化に注目が集まりました。
今回取材に対応してくださった宮田CEOは、そんな時代を目の当たりにしてきたそうです。
そして次の10年は、デジタル技術とアナログ的な蓄積の「キメラ」が問われそうです。
デジタル管理を進めるトラスコ中山でも、危機対応では、アナログの要素も重要だとか。
一例を挙げると、大卒だろうが大学院卒だろうが必ず入社して1年間は、物流センターで現場仕事に携わるそうです。誰しもが物流現場で必要な仕事を一通り身に付けることで、急に仕事が増えた際に、人員の調整がしやすいうえ、今回のコロナのような有事にも融通の利いた人員配置が可能だとのことです。
工場で使う様々な消耗品の卸。コンビニのようなだと思っていて、すぐに届くのであれば自分で持たなくてよい。その付加価値(在庫に伴う各種スペース・金利)を実現するために、在庫と物流に拘っている会社。下記のプラネット・サテライトという物流構造が分かりやすい。
多品種あるので、工場からの出荷を効率的にするためにピッキングをオートストアとバトラーを組み合わせているのが興味深いし、重量によって分けるというのはトラスコの業態故というのもあると思う。
http://www.trusco.co.jp/business/logistics.html
「取捨善択」とか「先手必笑」など、中山社長が言葉にもこだわりを持って経営されている会社(下記やそこのリンクにある55周年の講演冊子、個人的にはとても好き)。
世の中の常識と言われるものに与せず、ポリシーをもって長期を見据えて経営している会社は本当に面白い。
http://www.trusco.co.jp/company/top_message.html
"日本では売れ残りのリスクや、場所スペースを多く取ることから、「在庫は罪」という考えが根強いが、トラスコ中山では「在庫があるからこそ売れる」と考える。
物流センターは、効率化と在庫充実という、相反する要素を抱えているのだ。これが、倉庫内が合理化を進めるうえで直面する2つ目の課題だ。"
×オフラインのリアルなDXは間違いなく重要に。
他の産業でもそうですが、アナログな経験知や現場感は間違いなく、今後のテクノロジーの社会実装のキーになっていきますよね。
最近は食系のD2Cも増えてきてますが、送り手側は個別送る手配が増え、結構な負荷がかかってきてるとも聞きますし、受け手側もバラバラと届いたり、その品質に課題を感じる方がいたりと、いわゆる従来の物流の品質の高さを感じさせられることも増えましたね。
ビルの地下駐車場、たしかに実現すればとても効率が良いですね。
> そして、移動自体は付加価値を生まない作業だ。
付加価値を生むのは、ピッキング作業や商品の詰め込み作業などで、その過程の移動は無駄な時間なのだ。
amazonの強さや、全部を自分でやっていることですよね。日本では、バリュー・チェーンが複数の会社で分割されてしまっている分、非効率な部分が残ります。
ただ、amazonのように、全てを時前でやるというのは、大きな投資とリスク管理が必要なので、一朝一夕でできるものではありません。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません