ボルトン氏の暴露本23日発売-トランプ政権の差し止め要請判事認めず
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ボルトンは前払い金や印税を受け取ることが出来ず、すでに本はPDFになって無料で流通している状態なので、結局ボルトンには金銭的なメリットはないが、それでもきっと正義感溢れるボルトンだから、社会正義のために本を書いたのであり、収入がなくても平気だろう。
参考にしているフェイスブックページからの引用。出版することが目的なので検証などされないのだろう。
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ボルトン氏の書籍で主に話題になりそうなのは以下2点です。
〈1〉2019年6月の大阪G20でトランプ大統領が習近平氏に再選支援要請。また農産物大量購入を依頼。その見返りとして、関税を下げることを提示。
本件について、アメリカ合衆国通商代表 (USTR) のロバート・ライトハイザー氏は上院金融委員会で以下の証言。
「私はその場にいた。私にはそんな記憶が全くない。事実ではない」
これは、上院委員会での証言になるため、ウソをつけば偽証罪に問われます。
この時点において、米中関係は貿易問題であったためロバート・ライトハイザー氏の担当領域です。
一方で、ボルトン氏の担当はイランや北朝鮮などとの安全保障問題を担当されていました。通常の考えであれば、ロバート・ライトハイザー氏の発言のほうが正しいと思われます。
〈2〉ウイグル強制収容所の建設賛成について、トランプ大統領は2017年に言及していた。
ウイグル強制収容所が大々的暴露されたのは2018年。ホワイトハウス側が2017年の段階でウイグル強制収容所の存在を仮に知っていたとしても、2017年の段階で強制収容所を良い、あるいは賛成するのは考えづらい。
本出版については、6月17日に司法省がボルトン氏に出版差し止め命令を出しており、出版された場合は、国家機密漏洩の刑事訴訟を検討しています。
出版会社のアドバンス制で、ボルトン氏に前金として2億円既に支払っているため、発刊を強行したいようです。6月23日が現状の出版予定のようです。
https://www.facebook.com/Japanese.crisis/posts/172616257729628ボルトンは結局なんでも文句だけ言って職を投げ出しちゃうイメージがあるのでネオコンの中でも狂犬みたいですね。トランプとネオコンは親和性が高そうでしたが、実はお互いの見てる夢は少しずつ違うということでしょうか。トランプも戦争そのものは金がかかるし、いやなんでしょうね。そんな人がボルトンをよく採用する気になったなあと、そこが疑問でしたし。主流派でない意見の暴露されても痒くもないでしょうに。それにしてもブッシュJR.のときはいろんなメンバーがいたネオコンですが、いまは小粒なのでしょうかね??トランプ側近というとバノンやジュリアーニのほうが破壊力のある本を書けそうですけど、やらないでしょうね。