【プロ解説】急回復、株式市場の「裏側」で何が起きているのか
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「ヘッジファンドのジレンマ」と、ゴールドマン・サックスのキャシーさんがおっしゃっている内容が、まさにコロナ後にいろいろな方にヒアリングした肌感と一緒で、まさに悩ましいところだと感じました。
株価は伸びているとはいっても、実際は、二極化が進んでいて、みんなが同じ株を買っているという現状は、ヘッジファンドたちにとっても差別化が極めて難しくなっているいうことです。
すると、特集第1回でお伝えした(https://newspicks.com/news/5002593)マルキールさんの投資手法がまた際立ってしまうのかな、とも感じます。
いずれにせよ、今年は、まだいくつかイベントがあるので、動きがまだまだありそうです。この数日のニュースをまとめたかのようなインタビュー記事。
ここでは
https://newspicks.com/news/4973646?ref=user_143212
従来からのクラウド、AI、5Gらの進展によるデジタルトランスフォーメーション(DX)のメガトレンドが、COVID-19により急鋭角化しているため人々がテックを買っている事を議論した。
おとといのこの特集では
https://newspicks.com/news/5002593?ref=user_143212
バリュー投資の死、グロース投資のマーケット凌駕を論じた。コロナ危機、大恐慌並の失業率、そして人種差別反対デモ。
どれをとっても株式市場のみならず、長期間実体経済にも負の要素になるものばかりです。(『直言:リーマンより、コロナがヤバい本当の理由」参照)。
それなのに3月の記録的な暴落からすぐにリバウンドしたマーケットは不思議なほど持ち堪えています。
バブルになっているのではないか、とコロナ前に疑われていたGAFA銘柄の人気も全く衰えることなく、ぐいぐい時価総額を伸ばしています。
この急回復と株式市場の強さの裏にはどういった事情があるのか?
日本とグローバルからの観点を探るために、金融業界プロ中のプロ2人に直撃しました。ゴールドマン・サックス証券会社副会長、日本株チーフ・ストラテジストのキャッシー松井さんと、UBS証券会社グローバル株式デリバティブ調査部ヘッドであり、マクロヘッジファンドを代表するチューダーでの投資経験もあるスチュアート・カイザーさんです。
お二人の読みと、今後の狙うべき投資先、それぞれが毎日接点を持つプロの機関投資家やヘッジファンドの観点、ときにはジレンマなどもじっくり教えてもらいました。是非ともご参考に。