香川県ゲーム規制条例「パブコメ」…LINEのチームが分析、シンポで発表へ
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LINEのAIで香川県のゲーム規制条例のパブリックコメントをテキストマイニングして解析したそうです。
僕も公務員時代にパブコメ対応したこと何回もあるけど、不都合なコメントがあっても真摯に向き合って回答してましたよ。
個別回答はしないことになってたけど、本人が見ても大丈夫なように。
香川県のこの秘密主義な体質がなんでなのかはよくわかりませんが、多くの自治体は真面目に回答考えるのでパブコメの制度自体は無駄じゃないですよということは申し上げておきたいです。
注目のコメント
>香川県議会事務局によると、これらのパブコメは2686件集まり、そのうち「賛成」2269件、「反対」が401件、「提言」などが16件だったという。ところが、報道などで、賛成意見の多くが同じ日に送信されていたり、同じ文面が目立つことなど不自然な点も指摘されている。
もうね、この数がオカシイ。
記事にもあるように、パブリックコメントは基本的に反対意見があるヒトがコメントを出すもので、賛成のヒトは静観するのが普通です。わざわざ『賛成です』なんて言う必要がありませんからね。
それなのに、反対票の5倍を超える賛成票があった時点で、この集計過程はオカシイ、と役所の人も議員も思うべきです。これは香川県ピンチですねー。こんなマイニングに知見のある大きな組織が本当に解析するなんてまっっっっっったく想定してなかったでしょうね。
この記事を読むだけで面白い結果が出そうな気がしてきます。
個人的にはこのパブコメ捏造かどうかはわかりませんが、仮に捏造だった場合は圧倒的に藪蛇感があります。
そもそもパブコメは賛成しますという意見が多数集まる性質のものではないはずで、考え方に齟齬や懸念などがある場合にそれを伝えるというのが主目的になるはずです。基本的には話の流れは成立に向かって流れてるので、異議がなければそのまま流れて成立するはずなので、賛成を述べる意味がありません。
なので、本当は何もしなくてよかったはずなんです。
しかし、これを捏造してしまったとすると、今まで議会で行った意思決定の全てに疑念を抱くようになっていろんなものが掘り起こされる事になる可能性があり、真っ当なものも全て否定的な解釈でつつかれる事になるかもしれません。