コロナ第2波、初動が勝負 経済制限早いほど感染抑制
日本経済新聞
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この分析では、イタリアのように「いち早く経済制限に乗り出したのに、感染が抑制できなかった国」が抜けています。また、中国のように「経済制限が遅れたのに、感染を抑制できた国」も漏れています。様々な国を調べると、むしろ経済制限のタイミングは感染者数や死亡者数とは無相関という関係が出てくると思います。
経済制限のタイミングを議論するなら、4月の緊急事態宣言前に感染流行のピークを超えていた日本の経験を直視すべきだと思います。日経新聞日曜版の「チャートは語る」のコーナーですが、今回はチャートが分かりにくくて理解するのに苦労しました。「初動が早ければ抑制に成功」とあるが、日本も含めまだ「成功」と片付けられる状況ではないのでは?日本は他国と比べ、経済制限指標がとても小さく、それでもこれだけ感染者数を下げられたのはよしとしても、昨日から県跨ぎの移動も制限がなくなり、ここ数週間で制限指標がどんどん低くなっていっている中で、引き続き低い数を維持できるのか、グラフを見ながら少し心配になった。かく言う自分も、今週末は外出し、サービスエリアも観光地も人が戻り、帰りは高速も大渋滞だったので、いよいよ「戻ってくる」ことを実感じました。