全国コアCPI、5月は前年比-0.2%、ガソリンなど下落幅拡大
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原油は下げ止まってますが、電気料金などのエネルギー価格にはタイムラグを伴って反映されますし、コロナショックに伴う大幅なデフレギャップが当面続きますから、しばらく日本はデフレでしょう。
民間エコノミストのコンセンサスでも、今年度のCPIインフレ率は▲0.48%です。補助金が配られたとはいえ所得環境が悪化し需要が減っていますから物価に下降圧力がかかるのは当然で、新型コロナの影響が深刻だった欧州でも、経済が強くウイルスの抑え込みにもそれなりに成功したドイツあたりを除くと、5月は軒並みマイナスになっています。今の環境下、生鮮食品を除くエネルギーを除くと0.4上がっていることの方が生活実感として家計には堪えそう。