西日本 明け方にかけ非常に激しい雨のおそれ 警戒を

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注目のコメント

• 谷村 研人

  国内航空会社 気象予報士

  ・2020年06月19日

  すでに報道されていますように、19日朝から近畿地方を中心に計画運休となる路線が発表されています。
  18日に激しい雨となった山口県を中心に24時間雨量が150mmを超えた地点も出てきました。西日本の瀬戸内方面では、6月1か月の雨量がおよそ150～200mmですので、1か月分の雨が24時間で降ってしまうような大雨ということになります。
  今後四国や近畿でもこれに近い大雨となる可能性があり、災害の発生する一歩手前の状態になるところも出てきそうです。手遅れになる前に迅速に避難するということを忘れずにお願いいたします。
  
  JRの運休については、電車の運転ができないほどの雨になる可能性を考慮して、というよりは、一時的に電車が止まるなどした場合に駅や車内で発生する3密な状況を懸念し、予防的に対応するという考え方を感じます。
  近畿地方の特に和歌山県など南部を中心に雨量がまとまりそうですので、不要不急でない御用のある方は、雨がやみ電車が動き出したのを確認してからの移動をお勧めいたします。