航空各社が機内の「アルコール禁止」に踏み切った意外な理由
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飛行機の機内は閉鎖空間で、コロナに限らず感染症が広まりやすい要素があります。手を介した感染に注意するべきで、皆が高頻度に接触する部分を減らすのが重要です。その意味で、トイレに行く回数を減らすというのは、合理的な着眼点だと思われます。
また、そもそも一般的に飛行機内では空気の乾燥、飲水量の減少などにより乗客は脱水傾向のため、立ち上がった時に気を失うなど体調不良をきたしやすいとされています。アルコール摂取は脱水を助長してしまうため、健康の意味では機内でお酒を飲まないに越したことはないです。JALのファーストクラスでは希少なシャンパンの「サロン」が提供されているそうですから、それを楽しみにしている搭乗客をがっかりさせる訳にはいかないでしょうね。
「夜の街」でもそうですが、お酒が入ると声が大きくなったり、思わずソーシャルディスタンスを守れない場面が出てきたりということになりがちです。
また、機内は気圧が2000~3000m級の山に登った時と同じくらいまで下がるため、お酒が回りやすくなります。地上にいるときは大丈夫でも、上空でお酒を飲んだがために暴力沙汰になったり、痴漢行為が問題となったりすることもあります。そもそも、飛行機の中ではお酒は1,2杯にとどめるべきで、酒盛りをする場所ではないということも言えるのです。
左党の皆様も、今はお酒は地上に降りてから、ということでお願いいたします。