新型コロナ 専門家「手袋のつけっぱなし 感染リスク考えて」
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感染拡大を防ぐために手袋をするケースは、医療現場でもありますが、ひとりひとり付け替えるんですよね。そうしないと、かえって感染リスクを増やすことになります。
手洗いやアルコールによる手指衛生を繰り返すと、手湿疹を起こしやすくはなります。どちらかといえば、アルコールによる手指衛生のほうが手湿疹は起こりにくいようです(※)。この場合、アルコールにグリセリンなどの保湿成分が含有されていることが前提です。
(※)Bmj 2002; 325:362.
日本語訳 https://pediatric-allergy.com/2020/05/19/handrubbing/
コロナに関しての対策であれば、アルコール(+保湿成分含有)を考えていくとよいでしょう。
もちろんアルコールによる手指衛生は、ノロウイルスに対しては効果が不十分ですので、職場の環境に応じて使い分ける必要はあります。
また、手洗い+アルコールによる手指衛生を同時に行うと手湿疹はより起こりやすくなりますので、『効果が高そう』と同時に行っている場合は、うまく使い分けができると良いでしょう。
さらに、『湿疹が起こる前から保湿剤を定期的に塗って保護する』ことはとても重要です。手指衛生が多い職場の方は、ワセリンなどをたっぷり塗って、薄手の手袋をして寝ると手湿疹が減ると思われます。
こんな指導を、職場でもすすめていければいいですね。これ、思っていました。
レジなどで手袋を着用している方をよく見ますが、
手袋をつけている=ウイルスに触れないから安全
ではないですよね。
手袋は、医療現場などでの使い方と同じように、一人対応したら、新しい手袋に交換ないと、無意味なように感じます。
一回一回付け替えることは、大変手間なので、こまめな手洗い・消毒が一番有効なのではないでしょうか。ゴム手袋をつけて消毒作業をしたら、そのまま外側を触らないようにして、ビニール袋に入れ、口をきっちり結わえて捨てています。
その後の手洗いも必ずしています。
手で触る、も手袋で触るとも同じくと考えての対応が大事ですね。