M&A、ファンド優位に異変 コロナで融資受けにくく
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注目のコメント
今後の投資/買収成立案件のバリュエーションにも影響してくるでしょう。
1. ファンド優位だったのか?
ちょうど一年一ヶ月前の記事とあわせて読むと面白いですね。
https://newspicks.com/news/3869384?invoker=np_urlshare_uid739558&utm_source=newspicks&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare
当時、現代のBarbarians at the gateは既にファンドではなくストラテジック買収を目論む事業会社だ、ということを書いていました。この流れは今後も続くでしょう。
2. 会社の視点
会社の立場からすると、ファンドの投資を受け入れるのか、大企業にグループ入りするのかでは、何から何まで全く異なります。
・経営の独立性を保ちたいか
・上場を目指したいか
・特定企業グループの傘下に入ることの営業への影響は
・シナジーがあるか
※もちろん、売主(前株主)は当然高いバリュエーションをつけたところに売りたい(高く売却することが、特に上場企業の場合、売主の株主に対する責任)【買収関連🦅】LBOのスキームにおいては、レンダー(金融機関)とメザニンとファンドの三社が共同で買収資金を募ります。
異変でもなんでもなくて、この三社は、買収後の正常収益をベースとしたキャッシュフローがいくらかで、その何倍までレバレッジを効かせれるかという考え方で買収価格を決めていきますが、(借金まみれで、銀行が貸し出している回収懸念先でない限り)特にレンダーが不景気にはその倍率の判断が厳しくなります。リーマンショックの後もそんな感じだったように思います。
私は、そこでPE業界を去ることになりましたが…
PE業界に残りたかったけれど、しばらくLBOローンがつきづらいかなぁと思ったので、2年くらいどこかに潜もうという感じで転職活動をしたことを思い出します。
全てのファンドがLBOローンの調達が難しいのではなく、当然ファンドによると思います。