ロシア有力紙、記者ら一斉退職 政権批判禁止の編集長は残留

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注目のコメント

• 小泉 悠

  東京大学 先端科学技術研究センター 准教授

  ・2020年06月16日

  西側資本も入ってリベラルな報道を行うことで知られていたヴェドモスチですが、編集長に政権よりの人物が入ったことで記者たちが抗議の一斉辞職。
  ロシアにはまだこういう骨のあるジャーナリスト達がいますし、こうして大手メディアを辞めた人達が国外に拠点を移してリベラルな報道を続けるケース(最有力はメドゥーザやTHE BELL)が増えています。
  いい加減に報道統制などということを夢見るのはロシア政府も辞めた方がいいと思うのですが、むしろ年々締め付けを厳しくするばかりでどうもズレているように感じます。