• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

BP、第2四半期に最大175億ドルの減損計上へ-原油需要の減退予測

36
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • badge
    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    かつてから気候変動を意識した脱炭素に向けた世界的な潮流があったところにコロナが蔓延。ここからの復興で「グリーンリカバリー」が提唱され始め、石油メジャーにとってはさらに追い打ちがかかった感じがします。「グリーンリカバリー(または似たような概念)」は多くの国・地域で叫ばれていますが、例えばEUでは再生可能エネルギー、クリーン水素、再生可能エネルギー源としての農業、クリーンモビリティの普及推進が計画されており、いずれも石油業界にとっては打撃です。

    原油価格が下がっても再生可能エネルギーへのシフトは止まらないと思われる一方、気になるのは資源循環の動きです。原油価格の低下により、バージンプラスチック(新たに作り出されるプラスチック)の価格も低下しており、再生プラスチックの売れ行きが悪くなっています。再生プラスチックが売れなくなると、結局はプラスチック廃棄物を埋立や焼却処分する量が増えるので、サーキュラー・エコノミーの実現も難しくなるわけです。そしてプラスチックの生産と処分に係るCO2排出量は多くなります。

    アフターコロナにサーキュラー・エコノミーをより推進すると断言しているEUでは、回収・分別・リサイクルに関する技術やインフラへの投資を図るということですが、そもそも2020年までに一般廃棄物の50%をリサイクルするという義務的目標の達成が危ぶまれる国がEU内に沢山あり、脱プラスチックの影響でプラスチック自体が減っている状況の中で、インフラへの投資は様子を見つつ行われるものと思います。また、リサイクル産業へのインフラ投資だけでなく、再生材を利用するための用途開発が、非常に重要になってきます。

    このように、原油価格の低下は資源循環にも大きく影響があるため、再生可能エネルギーへのシフトと同様に、ウォッチングしていきたいと思います。


  • badge
    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    BPは、昨年末もLightsourceに追加出資するなどオイルメジャーの中でも率先して再生可能エネルギーに投資をしていて原油の生産も減ってきています。ただ上流からの利益は昨年の時点でもまだ6割もあるので原油価格や石油製品の需要の影響はもろに受けています。
    原油価格は戻ってきていますが仮に同社予想の通りに油価が推移したとしても需要の減少の影響は避けられなくその影響の方が大きいでしょう。

    また、投資家のESGへの注目もあり、そもそも業界自体やBP自体が原油中心のビジネスモデルから下流の再生可能エネルギーなどへトランスフォームする過程だったこともありさらに人の入れ替えも進むと思います。(先日1万人削減を発表済)

    余談ですが、メキシコ湾の油濁事故が記事に出ていますが、同事故は映画にもなり、当時は掘削リグがフル稼働していた時期でそれが故に安全面で課題があったと言われている事件で今とはまったく業界の勢いが違った時代でした。。。


  • badge
    三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    油価は水物ゆえ、保守的に前提を立てます。コロナで発射台が低くなりましたが、先行きの上昇が緩慢なピッチとなることは、本質的には、報道にあるように石油を取り巻く環境が変化していることに起因するのだと思います。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか