この連載について
経済ニュースを「数字」でつかむNewsPicks編集部オリジナル連載。NewsPicksが注目する企業の決算・会計から、マーケットの話題、投資まで。様々なテーマを「キーナンバー」で読み解くことで、ビジネスパーソンに必須の「数字感覚」を養おう。
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日本レストランシステムとドトールコーヒーが2007年に経営統合して誕生。ドトールを中心に、ダイニング・カフェなど複数業態店を全国でチェーン展開。サンメリーを買収しベーカリー事業に進出。
業種
喫茶・カフェ
時価総額
936 億円
業績
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コーヒーチェーンのコメダ珈琲店を展開。名古屋を起点にFC主体で全国にチェーン展開。ゆったりした客席、フルサービス、郊外型立地が特徴。国内外合計で1,000店舗体制を目指す。
業種
喫茶・カフェ
時価総額
1,246 億円
業績
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各チェーンの店舗数も図版にまとめましたが、店舗数の多さは、利益の増加につながるのか、それとも、家賃などのコストによって利益を減らす結果を招くのか。今後が気になります。
私は、以前は家だと集中できなかったので、よくカフェで仕事をしていました。それが最近では在宅勤務にすっかり慣れ、カフェの利用頻度は激減しています。
でも、子どもがいたりすると、家よりカフェ、という方も、まだまだ多くいるのかもしれません。今後の月次報告を追っていきたいと思います。
コロナは首都圏での話なのかもしれない。東京でのコロナの認識と地方に出た時のコロナの認識の違いは感じます。
回復状況の違いは、単に出店立地の戦略違いの他に以下の理由が考えられます。。
コメダ⇔その他カフェチェーン
では、出店戦略の違いの他に来店目的性と顧客ターゲットが大きく違います。
コメダは企業全体として考えると、主力顧客はファミリー層で、滞在時間が長いくなるため、店づくりもファミレスに近いような店舗が多くあります。そのための住宅立地です。
一方で、その他のチェーン店特にスタバやドトールは顧客の多くは、会社員・学生の1人または2人来店です。イートイン客では経営が成り立たず、前面交通量に対して〇%の顧客を取り込むテイクアウト需要により経営を維持しています。そのため、駅近やオフィス街などの全面交通量の多い立地を選定します。
つまりコメダの顧客の方が目的性を持って来店するため顧客が離れにくく、スタバやドトール等のカフェはお客の流動が高いためテレワークなどの影響をもろに受けました。ルノアールや椿屋も同様かと思います。
この辺りが、業績回復に大きく影響していると考えられます。
スタバやドトールがどの様に業績回復を行っていくか、注目して行きたいです。
コロナによって改めて固定費の高さというのがどれだけリスクかはよくわかりましたね。
でも大切なこと。
先日のweekly OCHIAIでも触れられていましたが、
ソーシャルディスタンスや衛生管理をしていくと自ずと7割経済になってしまう。飲食全体7割では立ち行かないので、イートイン以外での稼ぎ方をどこまで研究できるか、、コメダは元々ボックス席も多いし、ソーシャルディスタンスが取りやすい環境もプラスに働いているのですかね。
コメダは地方にも店舗が分散して存在している、という理由の他に、
お客さんがコロナ状況下でも利用しやすかった何かの施策(席配置とかメニューとかテイクアウトとか?)が何かある気もしますが、どうなんでしょうか・・・??
逆に回転率を上げるチャンスと捉えて店内レイアウトなども立席スペースを設けるなど色々工夫すれば変わっていくと想像。