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就活でやる気が出ない時「何のために頑張るか」を意識的に変えた。

21卒でまた就活に奮闘している人もいる一方で、22卒の就活が始まったみたいですね。

 

就活真っ只中、ふとした瞬間「何のために頑張ってるんだろう」と考えてしまうことが僕にはありました。

「自分のために頑張る」これ以外に答えはない思っています。

ただ、時には「他人のために頑張ってみる」ことがうまくやる気につながるとも思っています。

 

今回は就活の経験から、自分のためと思って行動していたことへ虚無感を覚えたときの対処法を語ります。

自己分析、業界・企業分析。すべて自分のため。

就活を意識し始めて、一番に耳にする言葉と言っても過言ではない自己分析

自分は何者か?自分は過去に何をしていたのか?どんなことでやる気を起こしたか?直近の大学生活をどのように過ごしたか?自分は将来なにをしたいのか?どうなっていたか?

すべて自分が主語にあります。自己分析なので、当然です。

足繁く就活セミナーに通ってみたり、Twitterで就活アカウント作って仲間を増やしてみたり、おすすめされる本を読みあさってみたり。

もちろんそれらが自分のやる気につながることはあります。

 

しかし、(意識的にも無意識的にも)自分のためにと思ってやることがどんどん自分を疲弊させていく原因だと僕は考えています。

僕は就活でそれを体験したので、ここからは就活を例に挙げて話を進めていきます。

就活に限らず、受験など多くの人が直面する、なにかやらなければいけないことにも当てはめられると思います。

やる気が出ない原因

何をするにしてもやる気がでない理由・原因は必ずあります。

自分の内にあるか・自分の外にあるか、目に見えるものか・見えないものか。それがはっきりとはわからない可能性は高いです。

 

じゃあ「すぐにその原因を深く考えるべきなのか?」は自分が置かれている状況次第です。

就活をしていた僕にとって、やる気が出ない原因を探して悩むよりも、いろいろ動きながら試行錯誤したほうが効率的でした。

とはいえ、今後の人生という大きな視点で「やる気が出ないこと」を見つめるならば、原因ははっきりさせたほうが良い。そんな思いで、やる気が出ない原因を振り返りました。

自分のやりたいことが明確でない

かくいう僕も圧倒的な熱意を持ってやりたいことがあったわけではありません。

  • なんでもいいと言うくせに、なんでもよくない人。
  • 知らぬ間にいろいろ選別している事実を認識しようとしない人。

そんな人間でした。

やりたいことの方向性や目標を決めず暗中模索している間は、やってることのほとんどが中途半端になりがちです。あくまで僕の経験則ですが。

 

これを解消する近道はなにかしらの方向性、つまり少しでもやりたい・やってやると思えるものを仮決めする。自分のやりたいことがまったくない状態は就活においてたぶん不利です。

僕がここで言いたいのは熱い思いを持っておかなければいけないという話ではありません

一部のイケイケな企業の面接では熱い思いを持っているかで判断されたりしますが、僕は熱い思い以上に自分らしく具体的に仮決めしたやりたいことを語れるかが重要だと思います。

自分のために必死になれないなら、フォロワーシップを全開に

就活は自分のためである。親のためでも、友達のためでも、先生のためでもない。

わざわざ自己分析をして、自分のやりたいことを仮決めして、企業を選んだのに、頑張れない。そんなやついるのか?そう僕のことです。

完全に甘えでしかないけど、そんなときは一時的に自分以外に視点を向けてみてもいいのかもしれません。

手段として使ってきたものにちゃんと恩返ししようと考えてみてはどうか?という話です。

就活相談に乗ってくれた友達、就活支援団体、就活エージェント、両親、兄弟。別になんでもいい。

「あなたに相談したおかげで良い結果が出た」と言われて嫌な気持ちになる人は少ない。

1人で行動できなかったのだから、あなたの行動を引っ張ってくれた人に全力で貢献するフォロワーシップを発揮してみるそれで最終的に自分のためになる結果を得られたら最高です。

企業に入って仕事をすることは誰かのためであり、自分のためでもあると僕は考えています。これらの視点を持つことが面接など多面的につながってくると思います。

就活生はいろいろなサービスを無料で使わせてもらえる。それにもかかわらず、サービス提供者に恩を返さない。つまり、見方によっては内定を取れないあなたは相手にとって価値のないの客。極端な捉え方だけど、「そんな価値なしの人間になりたいか」「他人を少しでもいい気分にさせたいか」。どちらを選ぶかは僕にとって明らかです。

たまには自分のためにと一人で抱え込まず、周りの身近な人のためにと行動してみることがやる気につながるかもねって話。