特例貸し付け、38万件超申請 既にリーマン超え―コロナで生活困窮、社協に殺到
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注目のコメント
9割の支給が決まっているのは素晴らしい。他に様々な業務がある中でも、とにかくスピード重視で、地公体の方々が尽力した結果でしょう。
一方、全国の個人向けで38万件という申請数は、企業向け融資が公庫52万件、信用保証協会44万件(5月末時点) となっているのに対しかなり少ない印象です。あまりに様々な制度があって知らない人も多いのでは…
広く周知して、不安に思っている方々に早急に資金を届けて欲しいものです。特例貸し付けは3月25日開始と、各種支援制度の中でも開始が早く入金も迅速だったので、とりあえず当面の資金繰りを何とかしたいという人にはありがたい存在でした。
また一般社団法人フリーランス協会などを通じて、草の根的な周知活動が行われていたのも印象的です。起業家支援施設である弊社にも3月中旬に案内チラシが届きました。
ピアニストなど音楽関係者、フィットネスインストラクターなどフリーランスで働く人にとっては3月上旬から次々と仕事がキャンセルになり、感染者が増え続け、先の見えない状態は恐怖だったと思います。いつ仕事に戻ることができるか分からないという人が、とりあえず申込んでおいたというパターンも多いのではないでしょうか。【両方とも個人向けです】
・失業、廃業、減収等でお困っている世帯が対象。
◆緊急小口資金
・学校休業・個人事業など10万円以内、その他の場合20万円以内。
◆総合支援資金
・単身世帯15万円以内、2人以上世帯20万円、×3か月!
いずれも無利子で連帯保証人も不要。
住民税非課税世帯は返済が免除。・・・(※)
持続化給付金(100万円)や定額給付(10万円)などの支給が遅れたため、目先の資金で困窮している方々がこんなにいる状況とのこと。
(※)ここの層は実質給付金扱いになる。38万件の内、どれくらいのボリュームがここの層なのかは気になる。調べてないがかなり多くの割合を占めているのではないだろうか。