コロナワクチン、欧州に最大4億回分=英アストラゼネカ、独仏伊などと合意
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実際には臨床試験で有効性が確認されて実用化してからの話になりますが、
実用化が叶った場合に備えて並行してこういった部分を詰めておくことで、承認後スピード感もって供給できるでしょうし、重要ですね。観光業を守るため一部の国同士が結束の動きを見せている、いわゆるトラベルバブルと同様に、各国のワクチン同盟の動きもここへきて活発化しています。
120、130もあるワクチンの中でも、今のところトップを走るのは、アメリカのモデルナ、イギリスのアストラゼネカ、そして中国のカンシノの三社で、いずれも第二相試験から第三相試験へと歩みを進めようとしています。
そして、第三相試験の結果が判明すれば、いよいよ市販の段階になります。早ければ、今年の冬から来年の春にでも流通しはじめることになるでしょう。特に自国での開発が進んでいない国では、試験結果もまだ見通しが立たない中で、どこと話を進めるのかというのも慎重にならざるをえないかもしれません。新型コロナでよくわかったことは治療薬・ワクチン開発において、国内勢が欧米のトッププレイヤーと大きな差をつけられているということ。そして、モデルナのようなバイオ関連のスタートアップを取り巻くエコシステムでは、ソフトウェア産業以上のギャップがある