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昆虫食の時代が来る? 無印良品「コオロギせんべい」が大好評の背景

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  • プロジェクトマネージャー / 米国公認会計士

    50年後には昆虫の粉末が普通にタンパク質料理の原料になるでしょうね。


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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    昆虫食が広く普及し、これのお陰で環境問題が改善したと言われる段階となるためには、色々な課題をクリアする必要があります。

    まずは技術的課題。肉類よりも安いか、同等と言える程度に生産・加工・物流コストを抑える必要があり、このためには大量生産技術と効率の良い流通ルート構築が重要です。また、既存の生態系を脅かさない、安全な昆虫食文化に向けたルールを国際的・国家的に作っていく必要があります。

    そして消費者許容の課題。昆虫はあらゆる地域で常食とされていたり、高級食材として受け入れられているのだから、現在の肉類よりもコストが安くたんぱく源として合理的になれば自動的に普及するだろうという説もあります。
    しかし個人的には「穀物を守る上での敵」と大昔から本能的に刷り込まれていることによる忌避感は多くの人に残っているのではと考えています。また、日本では害虫駆除の一環で昆虫食が発達したということが有名ですが、こういったバイアスを取り払い、なにか昆虫食が進んで受け入れられるような既存世代のマインドセット打破のための仕掛けが必要だと思います。そしてこれからの世代が昆虫食を受け入れやすくなるよう、戦略的な教育を行うべきか否かについても、検討する必要がありそうです。無印良品のコオロギせんべいが、昆虫食が実は当たり前に受け入れられてもおかしくないナチュラルな文化であることを、既存世代とこれらの世代両方に伝える良いきっかけになることに期待します。


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    パリで初めて昆虫食を取り入れたパブレストラン「ル・フェスタン・ヌ」(Le Festin Nu)は、どうやら閉店したようです。

    電通ベンチャーズは2016年に米国のコオロギプロテインバーのexo社に出資しましたが、聞いたところでは利益が出ず既に撤退したとのこと。

    昆虫食は何かと話題になりますが、簡単ではないです。私は愚直にコオロギの繁殖方法を探究しています。色々言われますが、生き物であり、食品であり、飼料であり、ペットの餌でもあるコオロギの繁殖は多様な側面を持ち、営みとして非常に面白いです。そして機械化が極めて難しい。やればわかる。

    昆虫食(entomophagy)といっても、昆虫だけで数百万種、伝統的な食用昆虫だけで2000種程あり、しかも幼虫や蛹など成虫ではない段階で食べる場合もあるので、その飼育の環境影響や栄養価などを一概に言うことはできません。

    さらに、人間が食べるにしても、直接食べる(そのままの形で、あるいは粉末等に加工して)か、魚や鶏の飼料として与えるか、または食品廃棄物や畜糞の処理方法として捉えるか、天然ものか養殖の昆虫かで変わります。そして、養殖であっても飼育方法によって全く変わります。

    食糧危機や環境問題のためということになると(その為に昆虫を食べる人のことを"geoentomarian"と呼ぶ)、その辺りはちゃんと評価する必要があります。

    2013年のFAOのレポート以降、昆虫食は環境に良いとされていますが、当然ながら場合によります。よく引き合いに出される飼料要求率(FCR)は、養殖コオロギは鶏と殆ど変わらないという結果も出ています。

    また、温室効果ガスに関しても、よく牛のゲップが問題になりますが、大気中のメタンの20%はゴキブリやシロアリの放屁によるもので、都市化によってゴキブリが増えてさらに増加するかも知れないという研究もあります(一部のゴキブリは食用で大量生産されています)。

    動物倫理の問題で、毎年700億頭殺されている鶏や牛豚よりも昆虫の方がマシという考えもありますが、昆虫を含む節足動物は痛覚があるからダメという人もいます。

    そして、何らかの"価値"があるとしても、それを盾に他人や他国の食文化に介入することは慎重であるべきでしょう。食べたい人は食べたら良いと思いますが。


  • 筑波大学 学部学生

    実際に購入して食べてみました。興味本位で買った私でさえ、最初の1口目まではやや躊躇しました。食べてみると少し口に残りますが、普通に美味しいエビせん。しかし、正直また買って食べたいという気にはなりませんでした。課題解決には、これから消費者が日常的に食べる食品(お菓子)として、購入意欲をそそるクオリティが求められますし、何よりも多くの現代人が持つ抵抗感を払拭しなければなりません。安全管理面と並ぶ重要な課題だと思います。


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