【夏野剛】ロクでもない世界、ビフォー・コロナに戻すな
コメント
選択しているユーザー
DXとは即ち、企業の中でテクノロジーの可能性を知らない、もしくは認めようとしない既得権益層との戦いでもある。アナログなやり方を否定するのは過去の自分を否定するようなものだからなかなかに難しい。
——————————————————
・日本の生産性は低いままです。その理由は、テクノロジーの導入は手段に過ぎず、テクノロジーを使ってどう組織を作り直すかが本質的に重要だからです。
・テクノロジーの進化に合わせて、働き方や役職など、人の仕組みを変えるのが本質ですから、「ITのことは分からない」という大企業の社長がいたら、その場でクビにしていい(笑)。
・テクノロジーとは、言い換えると、現代の武器です。最新鋭の武器を使って戦えない指揮官は不要です。
・アフターコロナは、テクノロジーのわかるトップが新たな働く仕組みを作っていく時代です。
注目のコメント
今後「アフターコロナを機に、遅れていた対応を一気に進めよう」と考えるリーダーと、「とりあえず元に戻そう」と考えるリーダーの間では、くっきり大差が出ると語る夏野剛さん。
そもそもビフォーコロナの日本はそんなに良い社会だったのか?と、この20年間を振り返ります。日本はあらゆる改革を先送りにしてきたため、アメリカ、欧州の経済成長に大きく水を開けられているではないかーーと。
リモートワークでクサクサしている方、コロナ後の世界に不安を感じている方に是非読んでいただきたい、スカッとする論考です。毎回ご意見ごもっとも、一方で数十年間爺さんたちのせいにばかりしてきた世代ももう気付けば40代、下手をすると50代に差し掛かった人もいる。いつまでもITオンチの爺さん経営者、政治家がダメだと言って人のせいにする年齢ではなく大組織でも既に早い人にはボード入りしている人もいるはず。世の中にインターネットが実質誕生した1994年に新卒入社した人は来年50歳です。
結論、自社や個人の生産性を挙げる、海外を頑張る、DXを頑張る、粛々とやるべき事をやるしかないだろうと思います。