三菱商事が鹿児島の山を買って、畜産サプライチェーンを作るまで
NewsPicks編集部
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畜産と言えばケンタッキーも三菱商事です。「アメリカ人はクリスマスにチキンを食べない」もだいぶ有名な話になりましたが、このきっかけになった都市伝説があります。
当時三菱商事がアメリカで大量の鶏肉を仕入れてしまい(今はケンタッキーの鶏肉は国産です)それを日本市場で大量に売り捌くためにクリスマス×ケンタッキーの伝説を「仕込んだ」とかなんとか。
クリスマスに鶏肉を食べるキャンペーンがうまく行ったのは間違いなくマーケティング史に残るケンタッキーの偉業です。その発端は意外にもアクシデントだったのかもなあ、と思うと歴史も面白い今回は三菱商事の畜産部のお話しです。その歴史は以外と古く、トレード全盛の時代から養鶏を始めていたのでした。
どちらかといえば地味な分野ですが、サプライチェーンを長く押さえる強みが、デジタルの時代に新たに脚光をあびるかもしれません。異なるバリューチェーン間をつなぐ、文化が異なるどちらのレイヤーの人とも会話も出来る、一貫することで効率化するというのは商社の価値パターンのひとつ。そこに入り込んでいける人脈作りのバイタリティと異動なくその分野を極めるからこその業界経験、「利権」を抑える行動力なんかの賜物ですね
分野によっては牛耳りすぎて社会的な効率性は悪化している分野もあるほど