テレビ会議で響く「勝負声」 説得力が増す声スキル
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記事にあるように声も重要ですが、オンライン会議をするようになって私が一番驚いたのは、他の人が話している時に、ぶっきら棒な表情の人があまりに多いことです。今まで、電話によって発話で言葉をリモートで交わすことに慣れてきたものの、映像を伴うコミュニケーションは新しい作業である方が多い模様。
相手の話をどう受け取っているのか、自分の発言の順番ではない時にも、頷きや表情で表現することはできます。どう受け取っているか積極的に表現してくれる人にはその人の意見も聞いてみたくなる。聴く態度は、話す態度以上に注目されていると感じます。
私は職業柄、他の方の話を聞いている姿が画面に映し出されることも多いのですが、口角を上げるだけでも印象は随分と変わります。
ポーカーフェイスで緊張感を演出したいという方以外は、コミュニケーションの一環として表情に注目してみてはいかがでしょうか。
注目のコメント
正直、テレビ会議で通りやすい声というのは相対的なものになってしまいます。トークのかぶりや音声のコマ落ちなど、様々な要因がからむので、リアルのように太くて大きな声を出せばOKというものでもありません。
個人的には発言のタイミングがかぶっても話し続ける胆力と、ちゃんとしたヘッドホンマイクを用意することが大切と考えます。
PCのマイクは貧弱なものも多いですし、そもそもファンなどのノイズが乗りやすいものです。マイクを口の近くに持ってくれば音圧も稼げます。是非そのあたりの投資は惜しまずにやってみてください。話し方や声質も大事ですが、マイク選びも大変重要です。音質が悪いと会議の質が著しく下がります。
もう1つ。昨日、人工知能学会のオンライン発表を聞いていて強く思ったのがマイクの使い方も重要。慣れていない方はちゃんと自分の声が通っているのか不安になるらしく、マイクとの距離が近い。そのため、音割れや吐息によるノイズが大変耳障りです。いまは多くのオンライン会議システムに録音機能がついているわけですから、自分だけでリハーサルできると思います。