“空気を読む”は成長を阻む。僕が「忖度」を捨てられた理由
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コンサルといっても十人十色で玉石混合ですが、会計系グループのコンサルティングファームがどのようなサービスを提供しているのか、以下の文から分かりますね。
そしてどういう人がここに行くべきか行くべきでないか、書いてませんが文脈から滲み出る印象に基づき判断するのがまさにハイコンテクストなのかなと思います。
PwCのキャリア系の記事なら昔のこちらも参考まで。
https://newspicks.com/news/1985608?ref=user_489842
──2019年に新たにSAPのERP(基幹業務システム)を活用したコンサルティングを担うチームを立ち上げ、リーダーを務めています。どのような組織づくりをされていきますか。
私が目指しているのは、PwCグローバルネットワークのSAPチームの中で、「No.1」と評価される組織にすること。この人はドイツの経験はあるがアメリカの経験はないんですかね。日本とドイツが対極にあると書いていますが、日本とドイツが違うのはその通りですが対極にはありません。ドイツ企業とアメリカ企業での私の経験から言うと、日本と対極にあるのはアメリカです。ドイツは、単純に表現すれば日本とアメリカの間にあります。しかし、それはドイツがローコンテクストとハイコンテクストの中間程度のコンテクストだということではありません。一つの軸の上の位置で論ずる、容易に二元論に陥ってしまって極論を導き出したり、大事な特徴を見失ったりする論法では表現できない複雑さがあります。
変なステレオタイプが生まれないようにもう一度書きますが、ローコンテクストとハイコンテクストのコミュニケーションスタイルにおいて、日本とドイツは対極にはありません。空気を読むことが成長を阻む、とまでは言い切れないというのが個人的な意見です。元々、空気を読むことの本質は、自分の意見を曲げて場の雰囲気に同調することにあるのではなく、そこに人が集まっている理由は何なのか、1人1人の感情はどういう状態かなどを把握すること、という意味があるからです。
この能力って、むしろコンサルタントは必要ではないですか?