平均年収320万円でワースト1位の沖縄県民が「幸福度日本一」であり続ける理由
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現在私は、所謂都会と呼ばれる名古屋から、大分に移り住んで大学へ通っています。
地元の友達からは温泉しかない、なにがある?と問われることも多くありました。
でも地方だからこそ、自分のことを考える時間がたくさん取れたのかなと感じています。ボーリングや、遊園地などの大きな商業施設が少ない分、人と話したり、一人で読書をする時間がとても増えました。
振り返ると、ここへきたからこそ追われない生活ができていて、幸せと感じることが多くなった気がします。
何が自分にとっての幸福なのか、自分自身で考えることがこれから必要とされてきますね。
注目のコメント
年収が幸福度と比例するのは、ある一定レベルまでで、その後に相関がないことは様々な研究でよく知られています。
日本では個人年収で800万円、世帯年収1500万円あたりまでは相関すると、言われているようです。
▼一例
https://www.jibunbank.co.jp/column/article/00209/
沖縄の場合、
・生活コストが低い(東京の生活コストとは全然違うので、年収が低くても、生活コストも低いので問題ない)
・天候・気候の問題(記事中にも触れられている通り)
・あまり働かない(時間的・精神的余裕がある)→南国であればあるほど、働かない傾向は全世界的に共通。ま、寝てても、海では魚がとれ、果物が実り、、、ですからね。寒いところは頭を使わないと死んじゃうので。
記事中のランキングですが、1位沖縄県につづき、2位 鹿児島県、3位 熊本県、4位 宮崎県と続き、5位に、本州で初めて東京がランクインしています。
1位から4位は、日照の影響も大きそうですね。太陽光が強く、日照時間も長い地域です。太陽光を浴びると、人間は、「セロトニン」という脳内物質を生成しますが、これは幸福ホルモンとも呼ばれるようなものです。
前職で、いくら異動をしても、どうしても日照時間の短い地域では社員のメンタル発症率が高くなりました。太陽とセロトニン、大きく影響していると思います。
記事中には、移住して幸せ!という方が出てきます。
実際に、沖縄は、日本の移住先としてトップランクの人気を誇ります。
しかし、3年以内に3割、移住定着できずに、沖縄を離れるというデータもあります。
外から見ると桃源郷でも、濃い地元ネットワークに定着するには、やはり一定のハードルがあるのでしょう。
今住んでいる場所で幸福度を高めるコツは、自分の意志で自分の人生を決めていくことらしいです。他人の目線を意識して決定するのではなく、自分の心に従って意思決定しましょう!幸せになれます!
(たとえ不幸になっても、自分で決めたことなら、あきらめがつきます。w)
本州で初めて、5位ランクインの東京の幸福度には、これが影響している気がします。自分で決めて、自分で行動する人が、必然的に、東京に集まっているのではないでしょうか。数年前からブータンのGNH(Gross National Happiness )や北欧など、日本では定期的に話題になる「幸福度」。経済活動ではなく、個々人の幸福をあげる活動をしていこうという考え方があり、二項対立ではないものの遊びや楽しさを提供している中で重要な考え方だなと感じています。
幸福度の定義の難しさもさることながら、個人的には「自己決定」の量の多さが幸福度をあげるという調査がわりとしっくりきています。意思決定を多くするためには、その選択肢の幅があることが重要です。
まぁ、あくまで結果論や調査であり、沖縄に行ったり地域に移住することで幸せになるわけではないということは前提として意識しておきたい考え方です。
(参考)所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる 2万人を調査
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2018_08_30_01.html移住はいいと思う。環境変わるから。でもね「沖縄に移住したら幸せになれるはず」なんて考え方で移住する人は確実に幸せにはなれませんよ。環境変えることと幸せは別。「結婚すれば…」「いい会社に入れば」「高年収になれば…」も全部同じね。何かをした見返りに幸せが獲得できるという思考そのものが不幸菌を増殖させるものだから。