札幌市感染者の14%が「昼カラ」 クラスター発生の店も 「感染予防徹底を」
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高齢者の中で昼カラというクラスター感染が起きているとの事です。
高齢者の要介護になるリスクとしてフレイルという概念があります。
身体的要素(筋力の衰え)、社会的要素(孤独、閉じこもり)、精神的要素(うつ、認知症)の3つがあります。これらは相互に影響しており、例えば孤独から引きこもり、うつになり、食欲も減り、体重と筋力が落ちさらに引きこもりになり、孤独が増していくという負のサイクルがあります。フレイルを放置すれば要介護状態になりやすいこと、死亡率さえ高いことが判明しています。
3密になるカラオケはこの時代、感染リスクは高いままです。
高齢者がこのフレイルを放置すれば、要介護者が増え社会全体としての負担は更に増えてしまいます。
3密ならないの社会性の維持は多少のリスクはあったとしても、特に高齢者にとっては重要なのだと思います。多くの人が集まる状況で、マイクを持って歌う(飛沫が飛ぶ)、そのマイクを他の人にわたす(マイクを介して飛沫が広がる)、という過程で飛沫感染が広がりやすいという仮説が考えられます。高齢者のコミュニティ自体は健康維持のためには重要なので、リスクの低い方法で場を利用する方法を考えていく必要があります。
カラオケは明らかに飛沫がとびますし、たとえばですが、家族で楽しむ分にはよいですが、
まだ感染者がでている地域で、普段から一緒にいるわけではない友人と一緒に、というのは避けたいですね。
『昼カラ』という業態だけが独り歩きしないようにはしてもらいたいですが、
高齢者の方は自身が感染しないよう気をつけましょう、という注意喚起になればと思います。