「75歳定年制」で日本はどうなるのか?
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生産年齢人口(15~64歳)に対する年少人口+老齢人口(左記以外)の割合は、1960年頃から2000年頃まで50%弱程度。つまり生産年齢人口2人で1人を支える時代だった。2025年を過ぎるとこれが70%を超えて、2075年には100%を超えるという推計になっている。つまり、1人が1人を支えないといけない時代。
仮に0~19歳を年少人口、75歳以上を老齢人口、生産年齢人口を20~74歳とすると、生産年齢人口に対する年少+老齢人口の割合は2013年で43%、2025年以降も50%そこそこ。2055年から2100年ぐらいまで70%弱、すなわち今と同じぐらいの負担(10人で7人を支える)割合になる。というわけで、75歳定年であればどうにか今と同じ程度に社会を維持することは出来るようだ。
少子化により人口はどんどん減るし、それに伴い自治体を維持できない、限界集落も増えていくという別の問題は相変わらず残されるけれど。私も、多くの女性と高齢者に納税者になってもらいたいと思うし、自分もできれば75歳まで若い人に混じって働きたい。でも、若い人にとって、また、会社にとってはどうかな。
現実には、現在も活躍する抜きん出た一部の高齢のビジネスマンを除いて、平均的な高齢者が人数で若い人を凌駕する組織は、やはりスピードとイノベーションに劣るようにおもう。
今後、若い新興国と闘っていかねばならない日本企業を思えば、高齢者中心が優位性を持つビジネスを創出し、そこで働く方が、よくないだろうか?