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電動航空タクシーのLiliumがBaille Giffordから38億円を調達、評価額が1000億円超に

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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    NewsPicksは24時間を過ぎたニュースは表に出てこないので,誰も読まないことを前提にひっそりコメントいたします.
    他の空飛ぶクルマがプロペラ剥き出しなのに対し,スタイリッシュと話題で,投資も集めているLiliumですが,大丈夫でしょうか?
    空気力学の基礎事項ですが,回転翼の推力は回転翼の円盤面積(ローター面の面積)と円盤を通過する速度(プロペラの回転によりかきだす空気の速度)の2乗に比例します.ホバリング状態で,推力が自重に等しいとするならば,重量に対してどのぐらいの円盤面積が必要でしょう.例えば,空飛ぶクルマの一例として,Volocopterを見てみましょう.以下です.
    https://newspicks.com/news/4157960?ref=user_2112738
    複数のプロペラを配し,小型のヘリコプタにも相当する,かなり大きな円盤面積であることが分かります.それに比べると明らかに面積が小さいのが,このLiliumです.ダクトに覆われているプロペラの総面積はVolocopterの半分もなさそうです.ということは,円盤を通過する空気の速度は大きくなります.1tonに近づく機体をLiloiumほど小さなプロペラで支えようとすると,ジェットエンジン並みの速度が必要になると思います.この点で,現在飛行を披露しているLiliumの機体は「張りぼて」と言えるぐらい中身がスカスカの軽い機体のはずです.
    加えて,プロペラの必要パワーは推力と円盤を通過する空気の速度の積となります.この速度が他の空飛ぶクルマより大きいということは,めちゃくちゃ,バッテリーを食っているはずです.
    残念ながら,Liliumの機体はこのままでは成立する見込みはありません.別のタイプの機体を開発しているのか,あるいは内部のエンジニアはそれを知ったうえで騙しているのかのどちらかでしょう.この会社に投資している投資家は事実を知ったうえで投資しているのなら良いのですが.


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