【図解】炎上した「種苗法改正」は本当に悪なのか
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今回の種苗法改正案は俯瞰でみれば間違ってなく、日本の生産業を良い方向に導くものだったと考えています。
ただ政府と社会の間に存在し、今回の騒動を起こす原因になっていたのは「共有する痛みの重さ」です。一次産業は常にお金との戦いです。価格が上がれば消費者は国内産から海外産に切り替わり、天候が悪ければ不作で収入無し。そんな逼迫した状況だということをまずは理解した上で議論するような内容かと思います。
社会全体がコロナで色々なものが過敏になるのはわかりますが、インタビューの最後にあるように「現場の人々の実情を踏まえた上での議論」を切に望みます。種苗法改正に関しては、改正内容と現状を理解していない人達の意見がTwitterで拡散され、そこに芸能人も加わり炎上する結果になったと思います。
まさか、国会での成立が見送りになるとは思いませんでした。
間違った認識のもとの議論で、根本的な課題が置き去りになっている現状です。
科学的な根拠データの重要性をしみじみ感じます。
発言の影響力が大きい芸能人の方は、その発言の重さを認識し、上辺だけの情報や誰かの発言に誘導されるのではなく、よく調べてから発信して頂ければと思います。
https://newspicks.com/news/4930477?ref=search&ref_q=%E7%A8%AE%E8%8B%97%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3&ref_t=top
https://note.com/koh_kuroha/n/n778b06576ce7ツイッターで大きな話題を呼んだ種苗法改正。その影響を受けたのか、国会での成立が見送りになりました。
今回の改正は微々たるものです。
農家さん7人に取材をしましたが、この改正をご存知の方は少なく、農家の間ではあまり話題になっていない、とのことでした。何百人も取材したわけではないので断定的には言えませんが、ツイッターとの温度差を感じています。
この法案を巡って与野党の対立が深まり、政局になっていますが、種苗業や農業の実態を踏まえた上で、フラットな視点で判断していきたいところです。
反対派の中には「種は社会の宝だ」として、育成者権の概念自体に否定的な人もいます。しかし、種を守っていくためにも、育成者への正当な対価や報酬について、前向きな議論がなされていってほしい。
この特集は全3回で、種苗法や日本の農業の在り方について考えていきます。明日の第2回は、種が開発される過程をお伝えします。