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龍崎さんが率いるHOTEL SHE,CHILLNNはどんどん新しい取り組みを行っていて、目が離せません。連帯を示すホテルも増えており、CHILLNNがホテル業界に大きなムーブメントを起こす予感がしています。インバウンドが消えた京都を拠点に活動する龍崎さんならではの視点も興味深いです。
また、安全に旅行に行ける日を思いうかべながら、ご一読してもらえると幸いです。
2018年当時、一橋大学1年生だった坂根千里さんが「在学中にゲストハウス経営をしたい」と私のところに相談に来たのが始まりでした。
私自身もインバウンド向けの農体験を強化したいと思っており、実は目をつけていた空きアパートがあったのでチームを組むことに。
坂根さんは1人で新歓をはじめて学生団体「たまこまち」を設立して他大学からも仲間を増やし、国内旅行業の資格も取得
私はオーナーとの交渉や施行予定の民泊新法が適応可能か関係各所に打診。
秋口には物件を一棟借りてリフォームスタートしたものの、開設には消防、建築基準、運営方法で様々なハードルがあり
東京都の職員も「開設受理は難しいのでは。。。」という雰囲気。
その間に学生たちはクラウドファンディングで120万円ほど集めてくれて、施行にも毎日参加してくれました。
一つ一つ問題をクリアしてなんとか2019年1月正式に民泊としてスタート。
様々な企画を打って、1年で14か国150名ほどのゲストが約250泊してくれました。
ゲストハウスここたまや↓
https://kokotamaya.com/
2020年いよいよ五輪、というところで出鼻が挫かれたところです。
大学もしばらくオンラインのためそもそも学生がいない。新歓もできない。
それでもオンラインミーティングを繰り返して、なんとか来週あたりコロナガイドラインを作って再スタート予定です。
これからインバウンドではなく地元の人が地元を再発見し宿泊する方向で
まずは再スタート予定。ホテルシェルターさんにも仮登録させていただきました。
先は見えないから面白い!ということで学生たちと頑張っていますが
課題は新一年がいないこと。これでは来年につながらないので
この場で宿泊業や観光業を実践したい学生さんを大募集です。
学生団体たまこまちは一橋大生が多いですが、上智、津田塾、農工大、首都大などからもきていて大学は問いません。
とただの新歓でしたw
学生団体たまこまち
https://www.facebook.com/pages/category/Local-Service/%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%A1-tamakomatch-1912149322409354/
ホテルが観光になったり、もっと大きな持続可能性のある街を観光客に見せたり、自分も楽しみたいなと思いました。
このタイミングで新たなプロジェクトを始める覚悟も頭が上がりません!
下の宿泊施設のコピーも秀逸です。
「レンタルできる生活空間」
また、文化は暮らしから育まれるという視点、短期的な収益を追いすぎると中長期に街としての文化や競争力を失ってしまうという点も大いに賛同します。ここのトレードオフが大変難しく、、だからこそ街ごとに独自の「戦略」が必要となると考えてます。
何を捨てて何を選ぶか?単に住居を増やせば競争力ある文化が育つのか?そもそも競争力ある文化とは何か?どう育てるのか?などなど、街ごとに明確に答えは変わってくるはずです。さらに、戦略が決まれば当然観光分野だけでは収まりません。居住・働く場・教育も戦略と一貫していくことでより競争力も高まります。
国の方針を待つのでなく、観光を切り口に街ごとの独自戦略まで踏み込みたい!と思う今日この頃です。(共感しすぎて長文失礼しました。。)
コロナの影響で激震が走ったこともあり、今はこの記事のように業界全体が物凄く過剰な反応をしていると僕は思っています。
これからの時代に今までのホテルは通用しない!というのは焦りすぎで、コロナの治療薬ができるなり、対策ができてしまえば人の通りも徐々に戻るでしょう。なので、最終的には数ヶ月前の状態に戻ると思います。
ただ、問題はコロナへの対策がいつ完備されるかです。おそらく2年はかかるでしょうし、できてすぐに人が戻ってくるというよりは徐々にって感じでしょう。それまでのタイムラグをどう凌ぐか、これがめちゃくちゃ難題です。
戦略としては、国内客のみでギリギリの日銭を稼いで持たせること。コストを削減して長期戦に備えること。そして、記事内にあるようなマンスリーでの貸し出しなどを行うとかですね。
ただこれらの対策はこれからのホテルのあり方というよりは応急措置です。これまでやってこなかったことには当事者たちの怠慢の他にも理由はあるものですからね。
ただ、淘汰は必ず進みます。この強行軍を潜り抜けた後に儲けが見えているのは間違い無いですが、いつ明けるかもわからない闇を進むのはとてつもない精神力が必要になります。それだけの覚悟をすることがまず必要でしょう。そして、覚悟が出来ないなら華麗なる撤退戦を早急にするしかありません。
「自社の資産の価値を多面的に捉え、良い意味でのこだわりを排して社会貢献するか」この着想ができると、世の中もっと面白くなりそうです。
ビジネスマンにとっては月10万でホテルが使えるなら安いかもしれないですが学生には高いですね。諸々の生活費を計算しても、ボンボンじゃないと使えないです。ある程度の家事が減るかとも考えましたが、別にそうでもなさそう。
大賛成です。
●今日どうしてもやらねばならないことがある。事務所では集中できない。徒歩3分以内のホテルで3時間だけ集中したい
●この2週間はかなり詰めて仕事しなきゃならない。でも家族との時間も大切。2週間ホテル借りて、朝食とランチだけでも一緒に食べたい
私の日常ではこの2点などはホテル活用の最たる例で、観光なりトラベルなり、のにおいはまったくありません。
同じように、ちょっと体調悪いな、病院の近くで自主隔離しながら、でもリモートで働こう、のような、プチメディカルニーズなども今後は増えるでしょう。戦争の時は氷川丸も負傷兵の病院船になったわけだし、今が戦時というなら、空間をお金に変えるには、現実のニーズに即してホテル空間を提供するのが一番だと思います。
旅行業も始めた事業者としても、この発想を応援したいと思います。