神戸製鋼が「溶接ＡＩ」、“職人技”再現へ

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注目のコメント

• 比屋根 一雄

  三菱総合研究所 執行役員兼研究理事 生成AIラボセンター長

  ・2020年06月08日

  ❝職人技❞を再現するAIは要注目です。手作業で行う仕事は次々ロボット化されるでしょう。最初は、高コストや高い付加価値の仕事からですが、徐々に安い簡単な仕事にも普及してゆきます。
  
  現在のハードルは、画像認識などで対象物の状態を正確に把握する技術です。次が、対象物に対してどのように操作するかを計画し制御する技術。
  
  しかし、将来のハードルは、作業の結果を自己評価して、やり方を自己改善する技術です。これができると熟練の匠を超えられる可能性が高いです。ただし、条件があって、試行錯誤で何度も失敗できる作業であることです。
  
  だから、もう一つ重要な要件があって、作業環境の仮想シミュレータが作れることです。既に自動運転では、道路シミュレータが開発されて、仮想自動運転で学習しつつありますね。