ハンコから脱却しても「電子署名」という遺物が日本のIT化を妨げる
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タイトルで「電子署名という遺物」と言いながら本文でエストニア方式の電子署名をお勧めしていて混乱します。「電子署名"法"という遺物」ならまだ解るのですが、
エストニア方式についても、エストニアのeIDカードを用いた署名と日本のマイナンバーカードを用いた署名の違いがさっぱり解りません。
ブロックチェーンにより「改ざん防止」「有効期限問題も解消」とありますが、ここも微妙です。真正性・完全性や否認防止といった機能はカードを用いた電子署名で専ら提供されるものであって、タイムスタンプサービスが提供するのはまた別のものです。
タイムスタンプサービスは機能、ブロックチェーンは実装ですが、一般論としてブロックチェーンの話題になると何故か主客を取り違えた主張が多くなる(それに伴い風呂敷も大きくなる)ので読む側も意識して機能ごとに線引きして見る必要があるでしょう。
「有効期限問題」がマイナンバーカードを使おうとしたら電子証明書の有効期限が切れていた、という問題の事であれば、エストニアのeIDカードはカード自体を5年ごとに更新する必要があり、その際に証明書も更新されます。ブロックチェーンあまり関係ありません。
など色々ありますが、要するにこの記事で主張しているのは「もっとマイナンバー活用しましょう」という事です。